最新の測定値を使って、宇宙初期の超高エネルギーの時代の結合定数の値を推測してみる。すると左の上の図のようになる。力の強さはエネルギーによって変化し近づいていくが一点で交わることはない。つまり、標準理論では3つの力の統一はおこらない。
ところが、超対称性を仮定すると、超対称粒子も真空偏極に寄与するようになりエネルギーと力の関係が変化して、3つの力が超高エネルギー(1016GeV 近辺)で同じ強さになり、3つの力の大統一がおこる。
超対称性の可能性が高い!
重力との 超大統一はさらに高いプランク・エネルギー(1019GeV 近辺)で起きると期待される。
LHC や ILC での超対称性の発見が期待されている!