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画面分割(W n m)

通常、dis45 を使っている場合には、 ウインドウが開くや否や画面分割にかかる。 自然に手が "${\tt w~2~2}$" とか動いてしまうのである。 Paw でいうところの " ${\tt zone~2~2}$" である。

これを ROOT でやる場合は

 
  c1->Divide(n,m);
で、このキャンバスを ${\tt n}$ 列、${\tt m}$ 行の区画に分ける。

図 3.2: TCanvas の分割。${\tt c1}$- ${\tt >Divide(2,2)}$ の結果。
\begin{figure}
\centerline {
\epsfig{file=figs/divide.eps,width=12cm}}\end{figure}

この時点では、4つの区画全体のまわりに 黄色(とは限らないが)の枠がついている。 これは、${\tt c1}$ に対応するトップディレクトリーに いることを示している。

各々の区画はサブディレクトリーの扱いである。 ${\tt i}$ 番目の区画で絵を書こうとする場合には、

 
  c1->cd(i);
などとして、その区画に移ってから作業をしなくてはいけない。 その区画の枠の色が変わって、 ディレクトリーの移動が起きたことが分かる。 プロットの描画は、現在いるディレクトリーに対して起きるので、 移動せずに描画すると、上書きしてしまい悲しい思いをする。


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Keisuke Fujii 平成12年12月22日