next up previous contents
: 画面分割(W n m) : まずは窓を開く : まずは窓を開く   目次

窓は好きなだけ開ける

dis45 と違って、ROOT のセッションでは、グラフなどを表示する 窓(${\tt TCanvas}$ オブジェクト)はいくらでも作れる。

 
  TCanvas *c1 = new TCanvas("c1","My Canvas",10,10,400,400);
などとすると、${\tt ''c1''}$ という名前の、 ${\tt ''My~Canvas''}$ という タイトルのキャンバスが X の座標(左上が原点)で (10,10) を 起点にして 400ドット×400ドット の窓が開き、 フォーカスがこの窓に移る 3.1

図 3.1: TCanvas の作成。 タイトル、X の画面上での配置に注意。
\begin{figure}
\centerline {
\epsfig{file=figs/canvas.eps,width=14cm}}\end{figure}

もちろん

 
  TCanvas c1("c1","My Canvas",10,10,400,400);
でも良い。 この場合は、${\tt c1}$ は実体である。

実は、ROOT の対話セッションの中では、 ポインターと実体との区別がなかったり、 宣言なしの変数に代入できたり、 行末の "${\tt ;}$" を省略できたり いろいろショートカットがあるが、 著者の場合、悪い習慣を覚えると いけないので C++ の勉強のつもりで ちゃんと打つことにしている。


next up previous contents
: 画面分割(W n m) : まずは窓を開く : まずは窓を開く   目次
Keisuke Fujii 平成12年12月22日