dis45 と違って、ROOT のセッションでは、グラフなどを表示する 窓( オブジェクト)はいくらでも作れる。
TCanvas *c1 = new TCanvas("c1","My Canvas",10,10,400,400);などとすると、 という名前の、 という タイトルのキャンバスが X の座標(左上が原点)で (10,10) を 起点にして 400ドット×400ドット の窓が開き、 フォーカスがこの窓に移る 3.1。
もちろん
TCanvas c1("c1","My Canvas",10,10,400,400);でも良い。 この場合は、 は実体である。
実は、ROOT の対話セッションの中では、 ポインターと実体との区別がなかったり、 宣言なしの変数に代入できたり、 行末の "" を省略できたり いろいろショートカットがあるが、 著者の場合、悪い習慣を覚えると いけないので C++ の勉強のつもりで ちゃんと打つことにしている。