軸をリニアースケールで表示するか、 log スケールにするかは、 表示だけの問題であるので、 プロットの表示されるキャンバスの区画( オブジェクト) の属性である。 そこで、スケールの変更は のメンバー関数を使って行なう。 番目の区画にあるプロットの Y 軸を log スケールに 変更するには
c1->cd(i); // i 番目の区画に移動 gROOT->GetSelectedPad()->SetLogy(); // Y 軸を log にとすれば良い。 もとに戻すには
gROOT->GetSelectedPad()->SetLogy(0); // Y 軸をリニアーにとする。 しかし、こんな面倒なことを手で打つ必要はない。 問題の のすみのあたり(プロットの中ではダメ)を、 マウスで右クリックすればコンテクストメニューが現れ、 グリッドのあるなし、log なのかリニアーなのか、 ティックマークの調節などなど、 そこで見栄えに関してやりたいことのほとんどができるのだ。