2014, 5/23のLXeTPC (TXePET) 打ち合わせのメモ原稿

日時:5月23日、 金曜日、午後1時30分より
場所:3号館5階会議室
出席者:三原、田内(KEK)、濱西(横浜国大)

以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。

XEMIS2シミュレーション進捗状況、濱西

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SubatecでのGeant4, GATEそして解析プログラム(CLHEP, ROOT, DAWN, Alice ROOTなど)のソフトウエア環境の整備を行った。計算機のCPUとしてKEKCCを使用する。 Subatech時との主な違いは、GATEのversionが6.1から7.0になったことである。また、Alice ROOTはまだinstallしていない。GATEのversion upに伴い、相互作用の情報が記録されなくなったので、Subatecの担当者に聞いてみる。先ず、SubatecでのGATEによる結果との比較を行いたい。

PMTシグナルからシンチレーション光の発生点の再構成のアルゴリズムの構築のため、MEG実験と錦戸氏のD論を参考にする予定である。

液体キセノンTPC R&Dの展望、田内

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5/19に測定器開発室による昨年12月の国際レビューのフォローアップ会議を行うために、液体キセノンTPC R&Dの展望の添付ファイル(予算部分削除)を提出した。その結果が室長の幅さんから送られてきた。それによると、今年度は物件費はゼロ査定で、員等旅費として50万円を支給するとのことであった。たいへん残念な結果であったが、昨年度予算で購入分の資産を生かして、予冷システムによる純化速度の向上とASICチップ・TPCFE09の読み出しの完成を行いたい。その結果を受けて、外部資金獲得を目指す予定である。

TRIUMFグループからの提案、三原

液体キセノンTPCによるPETの開発研究を行ってきたTRIUMFのグループから一部実験装置などのKEKへの移転を含んだ国際協力の提案があった。前向きに検討することとなった。

以上。