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ビン幅の変更(CHBN)

1次元ヒストグラムの場合、


  h1->Rebin(5);
で、${\tt 5}$ ビンずつまとめる。 これは、非可逆的な変更なので、 変更前のヒストグラムをとっておきたければ、

  TH1D *h1_chbn = h1->Rebin(5,"hnew");
などと、新しいヒストグラムの名前("hnew")を与えてやれば良い。

2次元ヒストグラムの場合はメンバー関数がないので マクロで誤魔化す。


  .L rebin.C;
  TH2D *h2_chbn = Rebin(h2,2,3);
  h2_chbn->Draw();
ダサダサだが仕方ない。 ${\tt rebin.C}$ の中身は付録に載せておく。

注意事項として、 ${\tt Rebin(...)}$ は、 ${\tt ProfileX()}$ とか、 ${\tt FitSlicesY(...)}$ の結果に対しては使えないことに注意する。 ビンがマージされた場合、ビンの中身の平均でなく和が、 新しい中身になるからである。 あえて使うなら、あとでビン幅のスケール因子で割って おかねばならない。 間違いのもとなので、 ${\tt Rebin(...)}$ してから ${\tt ProfileX()}$ とか ${\tt FitSlicesY()}$ とかすること。


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Keisuke Fujii 平成12年12月22日