以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。
VMEのコントローラは入荷済みでクレートは明日入荷予定である。VME高電圧モジュールとCAEN製Spectroscopy amplifier(16ch, shaper)は未納である。内径を拡張したチェンバーはリークテストを終了している。また、このチェンバー内のTPC支持用のつり下げネジ棒を少し変更する必要があるかもしれない。フィードスルーはTPCとPMTそれぞれ専用のものを用意している。TPC用として48ピンのものを使用できる。高真空用の同軸ケーブルとツイストケーブルは購入済である。(三原)
2個のPMT固定用の新規プレートなどのチェックを行った。USBデジタルストレージオシロスコープ用のソフトウエアを作成した。今週納入予定のPreampのcold part ( 16個のドーターカード)の状況を業者に確認する。(田中)
次期実験のTPCは5cmのドリフト長でグリッド・メッシュを持ち、それぞれ独立に電場を変えられる。
来週の月曜日中に三原がTPCの組み立てとテストなどの作業工程表を作成することとなった。それとともに必要な部品の確認と準備(作業場に確保)も行うこととなった。
この工程表にしたがって電子ログ上の記録を通じて一人一人が作業を行うことができる。1つの目標は3月末までにシグナルを少なくともUSBデジタルストレージオシロスコープで測定することである。
これまでのシグナル出力方法を消費電力を下げるためにQpixのように電流差動出力に変更を行っている。この出力シグナルをデジタイズするADCのカタログ商品を探したが、高速のものはないようである。1月30日までに回路シミュレーションを終了する。2月3日のTPC-FE2009の打合せで詳細を報告することとなっている。
測定器開発室関連の今後の予定として、3月22日午後に物理学会シンポジウム(主題:測定器技術の革新でつながるサイエンスの横糸)、そして、4月20日に開発室新展開検討会(公開シンポ)が予定されている。
以上。