2009,11/26のLXeTPC (TXePET) 打ち合わせのメモ原稿

日時:11月26日、木曜日、午後4時より
場所:実験棟多目的室
出席者:春山、佐伯、田中、田内 (KEK)、三原、藤井(PSI, Webex)

以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。

JFETドーターボード, プレアンプボード, エレキ部品, USBデジタイザーなど、田中

USB digital oscilloscope ( モニター無し)は入荷した。ソフトウエアを作成している。例えば、複数のシグナル(6個以下)の間で条件付けでシグナルを選択しPC (Windows )上に表示できる。これで、6ch 波形データ収集可能となる。デジタル化は64000ポイント, 10ns/ポイントで行われる。

JFET, プレアンプとシェーパーボードは業者と打合せを行っている。ほぼ予算内に収まりそうである。優先順位にしたがって、設計,製作を行う。先ず、JFETドーターボード(cold部分)の部品配置・実装図面を来週中に仕上げる予定である。基板はテフロン(フッ素樹脂)とガラス繊維からなるチューコーフロー(中興化成工業M)を使用する。出来上がるのは来年1月中旬となる。その後、プレアンプ(常温部分)の製作を始め、3週間後(2月初旬)に出来上がる。シェーパーボードはプレアンプ出力を見ながらshaping time等の最適化を行い製作開始となる(少なくとも今年度内に完成)。その完成までは手持ちのポストアンプ4chでテストを行うことができる。

Q : できれば、1ch分のプリアンプテスト(coldと常温部分ともに)を行いたい。そのエレクトロニクス部品が来週ほしい。
A : 購入した部品はすべて業者に渡した。必要なら購入できる。

実験室移転提案,春山

ファイル:提案 (pdf)

以前に実験室の拡張等の提案があったが、あらためてそれとは違う提案が測定器開発室・幅室長からなされた。上のファイルに示されたように、素核研、物構研間の調整も含め、現在の場所(先端計測棟)から開発棟(北側本棟)の実験室に液体アルゴンとともにまとまる案である。移転先の実験スペースはほぼ倍である。

我々のグループからは電源,水などの設備等の状況を詳しく知りたい旨の連絡を行った。 また、今回の議論では今年度中は実験予定等があり、できれば、実験室の移転を来年度にしてほしいとの意向を幅さんに伝えることとなった。

ピュリティーモニターなど、三原(PSI)

先週、シグナルは見えなかった。来週、再試験を行う。このとき、1ch分の新規製作するプリアンプもテストしたい。

Getter pumpは見積を待っている。VMEクレート1台購入する。

シミュレーションの現状、藤井(PSI)

GEANTによりシミュレーションを続行中である。

ASICの現状、東(佐賀大、電子メール)

0.5μプロセスは、無事レイアウトまで終わり、3月にテストする予定である。 0.25μプロセスは準備に手間取り、今週ようやくCAD用のPCが届き、Linuxインストレーションなど準備をしている。 回路上のカレントミラーに関して学習している。

学会発表に関して金曜夕方までにabstractを送りたい。

その他

追加予算分を含めて予算執行を進めて下さい。

次回のmeetingは、12/10 , 午後4時開始とすることとなった。

以上。