以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。
このノイズ対策のために、チェンバー内と同様のFET(2SK152)とfeedback C(1pF)/R(100MΩ)のテストボードを作成することにした。
議論ではFET (2SK152、ソニー製)の液体キセノン中での動作についてのいろいろのコメントがありました。
A250のapplication manualには、"As the temperature decreases, the detector leakage current and noise decreases. Also, the gm of the FET increases. This results in a larger signal to noise ratio. In most FETs the gm stops increasing at approximately -140 C (133 K), because of freeze-out of the dopant of the semiconductor material. ....... In many experiments requiring cooling, the detector is placed at the LN2 temperature, and the FET is placed further away or heated, so that its temperature is near 133 K. Example of FETs used in experiments requiring cooling are: 2N4416, 2N6451, 2SK152, 2N6550, and 2N3823."とある。
TPCのシミュレーションをGEANT4とGarfieldで行うように準備している。特に、Garfieldはガスチェンバーようのプログラムのため液体キセノンのパラメータとγ線反応の物理を調べている。
ASICチップは来週入荷する予定である。入荷後のテスト用ボード(PCB)の詳細はKEK常駐のBBテクノロジーの浅井さんと相談する。これらテストボードをエレクトロニクスシステムグループより借り、液体窒素で温度を調整して動作を確認したい。
以上。