以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。
-----5月15日 meeting :午後4時〜午後5時
TPC冷却試験計画がその準備状況とともに説明された。計画案として、先ず、PMTのみのテストを行い、その後、TPCの試験(電荷の観測・測定)を行うことを考えている。シグナルはオッシロスコープで観測する。(CAMACによる読み出しの準備ができていない。)
議論の結果、2段階方法の試験は冷却、warm-upなど余分な手間がかかること、また、2つを同時に行うことが可能であること等により、1段階でPMTとTPC試験を行うことになった。
MEGで使用のトリガーボードの説明が報告された。タイプ1と3の2つがある。 タイプ1ボードの入力はインピーダンスなどのmatching用のレシーバーで受け取られ、FADC 8x2=16ch 100MHz 10bit に送られ、 FPGA with 1M memoryでデジタル処理が行われる。 タイプ 3は、 タイプ1であったLVDS出力を除去し、1ボード当たりのchannel数を倍増し 32 chとした。 FADCなどdigitizerはtype1と同じである。
現在のDAQのread out speedは、VME read out speedで制限され、80Hz max.である。これは、zero suppression(1/10以下)などで800Hz から 1kHzは可能と思われる。 type 3の値段は 2000ユーロ/枚 ( 1万円/ch ) である。MEGグループでは数枚製作する予定で、必要なら余分にできる。
このDAQには、VMEクレート、インターフェースなどが必要であるが、starting deviceとして適当と思われる。
もし、共同研究者(測定器開発室液体キセノングループ)として素核研に登録すれば、員等旅費などを支給できる。
以上。