1999/08/14    Tar, Textutils, Ghostscript, and MN128/SOHO

[1] New RPMs (Tar, Textutils, and Ghostscript)

Tar と textutils の最新版、tar-1.13.6 と textutils-2.0 を導入。RPM を作るのに使った SPEC はこれこれ
できた RPM は

            tar-1.13.6-1a.ppc.rpm
            textutils-2.0-1a.ppc.rpm

で、対応する SRPM は

            tar-1.13.6-1a.src.rpm
            textutils-2.0-1a.src.rpm

である。新しい tar では -z の代わりに -y とすることで bzip2 のフィルターが入る。今の所問題なく使えているが、いつものように使う場合は自己責任で
 

[2] Ghostscript

明日より1週間、河口湖で研究会。ネットワークポストスクリプトプリンターがないので、いざというときに備え、ghostscript-5.50jp から、プリンターサポートの充実している ghostscript-5.10jp に戻すことにする。何故か JRPM60 に ghostscript がないので、やむなく自分で用意することに。RPM を作るのに使った SPEC はこれ。また、グローバル 変数の初期化で stdin とか stdout、stderr の代入が許されなくなったので、ちょっと乱暴だが、次のようなパッチをあてた。

<ここから>
--- gs5.10/dviprlib.c.ORIG      Tue May 13 16:14:09 1997
+++ gs5.10/dviprlib.c   Fri Aug 13 17:48:38 1999
@@ -1433,7 +1433,7 @@
 char *dviprt_prtcodename[] = { CFG_PRTCODE_NAME, NULL };
 char *dviprt_encodename[] = { CFG_ENCODE_NAME, NULL };
 
-private FILE *dviprt_messagestream = stderr;
+private FILE *dviprt_messagestream = NULL;
 
 /*--- library functions ---*/
 int
<ここまで>

こうすると、デフォールトがデバッグなしとなるだけのようなので(まじめにチェックはしていない)よしとする。できた RPM は

            ghostscript-5.10jp-4a.ppc.rpm

で、対応する SRPM は

            ghostscript-5.10jp-4a.src.rpm

である。
 

[3] MN128/SOHO

昨日の Perl スクリプトは、ステータス表示で、サブパラメータを取る場合に対応していなかったので修正。修正版はここ。使い方の簡単な説明はこちら。この修正で、パラメーターとサブパラメーターの間にコロン(:)を入れることで、例えば、

    $ mn128 -s remote:list

がちゃんと働くはず。これは、MN128/SOHO に Telnet とログインして、 "show remote list" とうつのと同じ。本当は、Telnet でログインして、"help" としたときにでてくるコマンド全てに対応するのがベストだが、怠け者の私にはちょいと荷が重い。


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