Minutes of the CAL Meeting
日時:8月18日(月)13:00-19:30
場所:KEK 3号館4階会議室
項目:
- DESYビームテスト
- 物品送り出し並びにDESY下検分のまとめ(KEK藤井)
生レポート及び
当日TP参照
現地調査の結果持って行く物品に若干の変更をした。最終リストは
こちら。
現在日通が荷物を引き取りにくるのを待っている。
- 目的・実験内容(信州大 竹下氏)
当日TP参照
ビームレートは十分。(7GeVは不明)。
6~7GeVはスピル構造がバンチしていると思われる。DAQレートは低くなるだろう。
calibrationとしてx,yともに11点スキャンする。!0HzでDAQ出来るとして半日で終わる。
本測定自体も1条件半日くらい。
順調に行けば測定全体は数日で完了する見込み。(チューニングは不明。)
T517ではDCチェックのためのde-focus runをしなかった。今回は忘れずに。(DCドリフト領域=7.2cm)
- KSMXまとめ(神戸大 中村氏)
当日TP
物品リストの通り荷物を送った。(ミーティング中に到着した。)
KSMXをPreShowerに改造した。SSMXと密着できる設計である。
構成 = 8mmPB + 3mmAl + 10mmSci + 8mmPb + 10mmSci + 3mmAl + 8mmPb
Cosmic Ray で光漏れチェックと信号の有無の確認をした。スペクトルは測っていない。
HV調整は現地で行なう。ADC 7166のpedestal調整も現地で行なう。
ファイバー系は現地でテーブル形状に合わせてセットアップする。ブラックシートで遮光する。
- SSMXまとめ(信州大 伊藤氏)当日TPお待ちしています。
ストリップは横方向に走る。15本を両読み。
バイアスはAPD毎に異なる値をかける。
(梶野ボードは共通バイアスをかけられるようになってはいるが。)
信州でβを用いて1チャンネルづつ信号確認した。~25mVあった。(ADC 40counts位、ped~50counts)
ちなみに信州でベストな状態でのノイズは~5mVであった。
KEKでREPIC-HVを用いて全チャンネルにHVをかけて、βで信号確認した。
- DCまとめ (新潟大 小野氏)
当日TP
勉強した。信号も確認した。宇宙線で見る限りノイズは少ない。
1個のフレームに4台つけるようにした。
- 現地での作業計画:省略
- 日本でのサポート態勢:省略
- 各人の出張手続き等の確認:省略
- ビームテスト解析報告:学会報告を念頭に。
- 永野氏(筑波大)
当日TP
・エネルギー分解能を、Geant3と比較しつつ、ベンチテストの光子数を使って、
統計項をシャワー揺らぎ、サンプリング揺らぎ、光子揺らぎに分解した。
?Geant3でxとyのレスポンスが違うのはなぜか?
?なぜシャワーカーブが実験とGeant3が合わないのか?
?シャワーカーブの話は学会では不要ではないか。
・0.5mm幅に切ってユニフォーミティを求めた。~4.4%の非一様性である。
?「WLS上特異点」と解釈してユニフォーミティの計算からその点を除外したのは不適切。
?以前も出た話だが、ストリップ幅が10mmでないのは何故か?
・重心法に加え、ガウスフィットで位置分解能を出した。G-fitの方が良い。
- 山内氏(筑波大)
当日TP
?なぜメタルチャンネルはマルチアノード向きなのか?
・測定は実際と同じ条件(WLSに410nmレーザーを打ち込んで発光させる)でPMTを照射した。
・WLSは0.83mmφで、PMTを微動架台で動かした。1μステップ、10μ誤差。
・入射光量は平均0.1光子。
・ゲインを4x10^6に設定したい。これに対応するHVは800~850Vと求まった。
・この時実験時の出力は200pCとなり、出力が40%落ちる。60pCまではサチらない。
?この結果はハマホトのデータシートと一致するのか?
?サチリ補正をしたらエネルギー測定のリニアリティや分解能がどう変るのかの結果が欲しい。
- 松本氏(筑波大)当日TPお待ちしています。
・シャワーの奥行き方向の揺らぎ解析中。中田M論をなぞっている段階。
・4SLに24MIP以上落としたらEM成分とする。4GeVでは平均1個のEM成分がある。
?他のエネルギーではどの位EM成分があるのか?
・まだ解析途上。
- 中島氏(新潟大)当日TPお待ちしています。
・奥行き揺らぎを用いて、エネルギー分解能向上を目指す解析をしている。
>松本解析との違い(e/pi&simulation vs energy)をはっきりさせる流れにして欲しい。
・eigen vectorsのうち、積分が0からずれるもののweightを下げることで分解能を向上させる。
・4GeVのシャワーテンプレートを使うと分解能は向上するが、
測定エネルギーのテンプレートを使うと、分解能は向上しない。
>これを持って「当然の結果」と議論停止しないで欲しい。
?数式をフォロー仕切れない。神谷M論を配布して欲しい。
- シミュレーション報告
- 山本氏(筑波大)当日TPお待ちしています。
・JIMのEMをシンチストリップアレイに組み替え中。
・まだ期待通りに動いていない。
>学会までにジオメトリが切れて、エネルギー測定が出来て欲しい。
- 岸本氏(神戸大)当日TPお待ちしています。
・T517のG4シミュレーション中。KSMX,SSMX,TEMが入っている。
・まだバグがあるようで、結果はまだおかしい。
・DESYのセットアップでもシミュレーションしている。
>Korbel miniCALのジオメトリを渡す。
- 各種デバイススタディ報告・計画
- NEMメガタイル製作進行状況(新潟大 小野氏)
当日TP
・共栄によると、隔離溝は700μより深く出来ない。このため隔離溝方式を全面変更した。
・格子点は全厚残し、それ以外の辺は完全に掘り抜いた。幅は0.5mm。
・0.5mmの隙間にペイントを入れるのは難しい。色々な方式を考え中。
・自分でファイバー端のアルミ蒸着をしてみた。結構うまく出来る。
- HPD(神戸大 中村氏)
当日TP
・LHCb製(?) VA/TAチップを用いてテストする。64chがシリアルに出力される。
・読出しボードは、K2K製VMEが50万、IDE社製が200万。
・光学系はこれから設計。
- 2004年3月のビームテスト@KEK:時間切れで省略。
- その他
- 予算執行状況・執行計画:時間切れで省略。
- 次回のミーティング(TV):時間切れで省略。
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