以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。
最新の状況は電子ログにある。
フィードスルーの取付け作業準備は笠見によって行われている。電子ログ(66)で提案された経路はパイプ径が小さく、排気ポンプなどの接続されるICF114ポート側へ経由させる方がよいことがわかった。ただし、PMTのHVとsignalケーブルの長さを40cm程度延長しなければならない。ここで、HV用はRG-188A/U, 直径2.6mmで、シグナル用はRG-196A/U, 直径2.0mmが使用されている。
これと平行してpreampのcold part(この写真のようにchamberに設置済のドータとマザーカード)のテストパルス試験を行った。warm partはA250/P250のpre-amp boxである。複数チャンネルのpre-amp出力に約3MHzの発振があった。この振幅はテストパルス入力波高によらない。
この発振問題を調査するために、ドーターカード1枚を取り外し、それ単独による試験を行いたい。また、2SK152 (JFET)を載せたドータカードも試験したい。
測定器開発室関連の今後の予定として、3月22日午後に物理学会シンポジウム(主題:測定器技術の革新でつながるサイエンスの横糸)、そして、4月20日に開発室新展開検討会(公開シンポ)が予定されている。
以上。