以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。
定電流源をカレントミラー回路に置き換えたFEXE08の改良版はすでに完成している(エレクトロニクスシステムグループの浅井氏から入手する予定)。この試験結果が今春の学会発表の主テーマである。その試験案を上のファイルのように作成した。特に、低温試験が必須となる。
それと平行して、0.25umプロセスにより16ch/チップのASIC TPCFE09の設計を進めている。この基本回路はプリアンプ、シェーピング、後段アンプで電流出力となっている。特に、出力部分はQPIXのものを採用している。現在、後段アンプ部分を設計している。また、シェーピング部分のtransient analysisを行っている(デバック中)。
今回のKEKの滞在期間は学会直前までの2/22 - 3/18の予定である。また、4月以降、1年間研究を続けることとなった。
最新の状況は電子ログにある。2/25にchamber内のケーブルの配線が終了し、フィードスルー取り付け開始が可能となった。3月第一週以降の作業手順を電子ログに上げておいた。
4つすべてのフィードスルー(48ピン、22ピン、BNC、HV)は現在22ピンのフィードスルーの取り付いているポートを分岐して取付けられる。それぞれのケーブルの長さを考慮してその配置を決めなければならない。
フィードスルーへの配線後、プリアンプのcold partのテストを行う予定である。
測定器開発室関連の今後の予定として、3月22日午後に物理学会シンポジウム(主題:測定器技術の革新でつながるサイエンスの横糸)、そして、4月20日に開発室新展開検討会(公開シンポ)が予定されている。
以上。