以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。
A.Pulliaraの論文"A cold low noise preamplifier for use in liquid Xenon"のプリアンプは液体キセノン中に設置されるcold partとフィードスルーを通して常温に設置されるwarm partからなっている。cold partはドーターカードとして発注済である。warm partはshaping circuitをともに載せるかどうかで回路設計が違うのでpreamp部分のパーツの発注のみが行われている。
上記の論文から、preampの仕様と実装上の注意点などを抜き出したものをここに添付した。preamp出力は70mV/fCのゲインで600nsのdecay timeをもつため、shaperのゲインは大きくなくてよい。また、ENC(ORTEC572による測定値)はshaping timeの2から10usで110電子数程度のほぼ一定値である。出力はbipolar, プラスそしてマイナス極性が可能である。
preampとshaperをintegrateする回路は可能であるが、製作の前に少なくとも試作が必要であり、また、shaping time, gain, 入出力シグナルの極性等も決めなくてはならない。これらとこれからのスケジュールを考慮すると、shaper部分はカタログ商品として購入することがよいと思われる。第一候補はCAENのN568B(NIMモジュール)である。これは16chで上記のパラメータがprogrammableとなっている。
議論の結果、Preampのみの製作を行うことになった。このとき、preamp出力はプラスとマイナス極性の両方の32chとした。shaperはN568Bとし、マニュアルコントローラも購入することとなった。
予算執行を進めて下さい。特に、
今年度の契約申請の締切りは以下のようになっています.
APDは175nmで80%の量子効率をもつものを4個発注したい。
次回のmeetingは、1/14木曜日 , 午後4時開始とすることとなった。(田内は1/4-10までオッフスフォード大学へ出張。)
以上。