2009,12/10のLXeTPC (TXePET) 打ち合わせのメモ原稿
日時:12月10日、木曜日、午後4時より
場所:実験棟多目的室
出席者:春山、真木、田中、田内 (KEK)、三原、藤井(PSI, Webex)
以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。
JFETドーターボード, プレアンプボード, エレキ部品, USBデジタイザーなど、田中
JFET等のpre-amp コールド部分の最終図面は届いた。これから実装設計を始め1月10日頃に完成予定である。 pre-ampのwarm部分とshaperは同じボード上に実装する予定である。ただし、shaperの回路設計がないので業者との打合せは進んでいない。
16chのPADのPCボードはすでに製作してあるものを使用する。PMT2個装着用の構造体の発注はすでに行っており、少なくとも1月10日には入荷する予定である。
- C : 前回議論したスケジュール(エクセルファイル)ではpre-amp(入荷は2月2日、ただし、shaperボードと分けたとき)とshaperボードの入荷を2月23日となっている。このスケジュールに合うように進めて頂きたい。
- C : shaper回路設計は仕様が決まれば業者に頼めばよい。
- A : shaper仕様について田内が早急にまとめたい。
ピュリティーモニターなど、三原(PSI)
シグナルの確認ができなかった。ガラスデュワーにリークの疑い有り検査する予定である。来週、横浜国大のグループがキセノン冷凍機を使用するため来所する。
低温恒温槽は入荷し、試験を行い、-130℃までの冷却(容器内真空)を確認した。
内容量を40%ほど拡張した新容器も入荷した。He-leak試験を行いOKであった。次に、冷却試験を行う予定である。
Getter pumpは見積がまだ出て来ていない。
シミュレーションの現状、藤井(PSI)
ファイル: PDF
GEANTによりシミュレーション結果が出始めた。γ線入射条件でfiducial volume 以外の部分が多く、統計が足りないことがわかった。また、エネルギースケールを慎重に検討しなければならないこともわかった。
ASICの現状、東(佐賀大、電子メール)
佐賀にCAD用のPCが届き、VM Server (エミュレータ)上の、仮想サーバーにCentOS 4.8をインストールしてVDECからCadence のCAD、シミュレータなどをダウンロード、インストールして動作確認まで
行った。肝心のUMCのライセンスが届いておらず、佐賀での作業をここで断念した。
それに代えて、長崎のサーバーへアクセスして作業することにした。
接続、CADは確認しましたが、UMCのデザインキットの有無を確認中である。
来週には、回路設計を終わる予定である。そのとき、ミーティングで回路の説明をしたい。
また、25日までにはシミュレーションも終わらせる予定である。
APD,田内
浜松ホトニクスと協議中で、175nmで80%程度の量子効率をもつAPDの試作を検討している。見積額は我々の予算以内で、複数個を購入したい。また、APD用のプリアンプは前回話しのあったロシア製のものの使用を期待したい。
その他
12月21日〜23日北京で開催される1st Joint Asian Accelerator WS including Det. R&D で、春山が液体TPC R&Dの報告を行う予定である。
追加予算分を含めて予算執行を進めて下さい。特に、
今年度の契約申請の締切りは以下のようになっています.
- 300万円以上の契約案件(入札等)の受付期限⇒ 平成21年12月4日(金)
- 100万円以上の契約案件(契約課発注)の受付期限⇒ 平成22年1月15日(金)
- 100万円未満の契約案件(申請者発注)の受付期限⇒ 平成22年2月12日(金)
まだ、web入力されていない主なものは、PMT用HV電源、VMEクレート、ゲッターポンプ(三原)、JFETボード、プレアンプ・シェーパーボード、PCコンピュータ(田中)、そして、APD(田内)です。
次回のmeetingは、12/21月曜日 , 午後4時開始とすることとなった。
以上。