2009,6/4のLXeTPC (TXePET) 打ち合わせのメモ原稿

日時:6月4日、木曜日、午後2時より
場所:先端計測実験棟多目的室
出席者:藤井、東、田内

以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。

宇宙線とα線からの電荷シグナル、藤井

ファイル: PDF(xページ,xxx)

ポケットMCA(AMPTEK製MCA8000A)の入力インピーダンスが20KΩ又は200KΩであるのでpost amp出力を50Ωのターミネーションで入力し(三原による指摘)TPCの電荷シグナルを測定した。TPCのHV値の依存性があるものとないものがある。post amp出力のノイズの周波数分布をデジタルスコープのFFT機能による調べている。これら測定結果の詳細は次回のmeetingで示したい。

CAMACのPHADCの読み出しを試みている。LAMを検出できないようでデータを読み出すことができない。さらに、プログラムなどをチェックしたい。

meeting後に、ポケットMCAのcalibrationとして方形波を入力するのはその立ち上がりが速く、250nsec以上の仕様を満たしていないことがわかった。TPCのテストパルスによりcalibrationを来週行うことにした。

PMT2ゲイン急変、田内

ファイル:PMT2 HVトラブル(PDF)(1ページ,44KB)

5月29日午後6時過ぎにシグナルをスコープで確認したところ、PMT2のパルス高が1/10以下となっていた。 CAMAC-ADCカウントでは、5/29 12:00(正午)から1/10 (ADCデータによると0.1245 (1/8))となっていた(藤井)。PMT2のHVを700Vから900Vに変更して出力が同じ程度になるようにした(シグナルのADCデータは5.8倍になった)。5/29 20:00以降のデータはPMT2 HV=900Vのもので、アッテネーター値は11dBのままにした。ここで、divider currentはPMT2 HV=700Vで18uAとなっていた。これは16uAであった。したがって、dividerの総抵抗値が43.5MΩより38.9MΩになったことになる。その差は4.6MΩで、R1=R2=R3=4.53MΩに相当している。これらの内で1つがショートしたかもしれない。

サマーチャレンジ準備など、三原(メール連絡)

その他

以上。