以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。
2/14に純化を始めてから8日目よりのPMT1と2のADC(2249W)平均値のプロットが示された(上ファイル)。PMTのHV値はともに640Vで、ADC-gate幅は320nsecである。 13日目のガス循環より液循環に変更した時にパルス高は低くなったが一日後にそれまでの純化曲線上に戻ったように見える。15-16日目の間(3/2)に全停電があった。それから3日間のパルス高はより大きく単調増加している。
全停電直前の電荷シグナルとスコープによるパルス高の日変化が示された(PDF)。このPDFファイルの1ページ目にはPMTシグナルとポストアンプ出力、2ページ目に日変化が示されている。LPFを通していないものはPMTシグナルからの特徴的なクロストークシグナルが見える。電荷シグナルの頻度は一分間に2-3ヒットであった(ポストアンプ出力は数分間の蓄積されたものである)。
3/5までのパルス高の日変化も示された(PDF)。
Karlによれば、トラブル後にパルス高は一つの純化曲線に復帰するものかもしれない。今後のデータが興味深い。
本日、PMT1のHV-DC電流が通常の倍流れていることに気づいた。このブリーダー抵抗値を測定したところ約半分の20MΩであった。この直前にガスの循環速度が1.1リットル/分から1.5リットル/分に変更されていた。循環速度を元に戻し、約1時間後には電流値、抵抗値は復帰していた。原因不明であるが、キセノンの液面が関係しているように見える。(PMT1が上部に設置されている)
以上。