以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。
本日中にガスでのα線,γ線の測定をするため打合せを取り消した。
その後、2/4(水)お昼までベーキング(40℃)とともにキセノンガスの純化・循環が行われた。午後からキセノンガス圧を徐々に絶対圧で2気圧まで上げた。このときもガスタンクからゲッターを通してガスが充填された。2気圧到達後に、ヒーターを切った。
2/5(木)に2気圧の下でのα線による測定を行った。 TPCのいろいろのHV値でのPMT1と2、そして、TPCシグナルをCAMAC 2249Wで読み込んだ。このとき、TPC-HVの1KV以上でPMTシグナルにテールが現れることを観測した。 また、γ線用のコリメータ(鉛のブロック5x5x10cmに直径5mm程度、長さ10cmの穴を開けたもの)を製作した(機械工作センターの東氏)。
チェンバー内に設置する予定のγ線(7kBq)で照射しTPCシグナルを測定した。しかしながら、コリメーションによる立体角が0.002%程度になってしまうため、TPCでは7000*2/100000=0.14Bq相当になってしまいα線の分布に隠れてしまっていた。この場合、数MBq以上のγ線ソースを使用する必要がある。
これらのデータの解析結果は次回に報告の予定である。
以上。