日時:1月8日、木曜日、午後4時より
場所:先端計測実験棟多目的室
出席者:春山、田中、三原、Karl Giboni, 田内
以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。
コロンビア大学のKarl Giboniさんが1/6から3/31までKEKに滞在されます(KEKの短期招聘研究員)。この間、我々の液体キセノングループに参加されます。
彼はイタリアのGran Sasso LaboratoryでDark Matter実験を行っているXENONグループの主要(original)メンバーです。もちろん、液体キセノン検出器の専門家です。
そこで、この期間の彼との共同研究などについて午前中に議論した。彼の国内旅行(TIPP、神岡、浜松、佐賀大など)の予定、研究課題の一つとしてpurity monitor(photo-cathodににレーザーやキセノンランプの光をファイバーで照射して電子ソースとするもの、例としてICARUSのもの)の設計・製作等を話し合った。
午後の定例会議では、こちらの現状について田内が報告した。彼らのグループでは、Pre-Ampを我々のような低温での使用は行っていないとのこと。また、alphaソースでの純度モニターは難しいとのことーすぐにシンチレーション波高が一定となってしまうとのこと、したがってγ線のほうがよい純度モニター用のソースであること。同軸ケーブル、FR4からの不純物の指摘 - FR4はG10より不純物が多いなど
3/11-17 Oral presentation in TIPP workshop, "cryogenics system of XENON"
He has been working with Doke, Waseda univ. , his bos is his wife, E.Aprile.
1/13(火)午前10時から、Karlを交えて、実験室でTPCシグナルを観測し、常温での状況を確認する。
以上。