以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。
結果から言うと、アンプをPMTから離してもう少し上に 設置しただけで、問題だった負電荷の偽信号を無くすことができました。
本物のシグナルが予想される領域は2-3mVのノイズを残すのみと なりました、ここに電荷が入ってくれば 今度こそ信号が見れると期待しています。
次回の実験ですが、 装置は陰極+αソース、パッド のみというシンプルな構成にしようと思います。 グリッドについての理解がまだ自信がもてないので省略 また、ドリフト距離が非常に短いので、不純物は多少多くても大丈夫です。
月曜日の朝まで中身の作業をする予定です。 冷却はその午後から開始しようと思っています。
Geant4を用いて、液体キセノンに511keVのガンマを入れてみました。
条件は容器の素材:アルミ(厚みを100μm,1mm,2mm,5mmと4種) 液体キセノン15cmのキューブ型容器外(空気)より10000イベントのガンマ線を入射(X軸に沿って)で、511keVのピークのイベント数は80%ぐらいです。
deposit energy分布(上記のPDFファイル)で、0.3MeV付近のピークはコンプトンで散乱した後、ガンマがそのまま外に出てしまったものと考えられます。0.0MeVの部分は反応なしで抜けたデータが主だと思われます(logをみるかぎり)。ちなみに容器のアルミを取っ払っても0付近のデータ数はあまり変化はありませんでした。
以上。