8/28のLXeTPC (TXePET) 打ち合わせのメモ原稿

日時:8月28日、木曜日、午後4時より
場所:先端計測実験棟多目的室
出席者:田中、佐伯、幅、金子、東、田内

以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。

TPC試験報告(金子)

先週のmeetingでのプリゼンを再度説明した。

200メッシュ(r = 26.5μm, d = 127μm)の電子通過率についてのコメント(田内)

マイクロメッシュの場合の電子通過率の測定値がSauliにより発表されている。佐賀大の杉山さんからの資料(PDF)によると;Ar-CO2(70-30)ガス中、3つのメッシュタイプ(Thin, Middle, Thick)で、E2/E1=0 〜 7.5での測定結果が示されている。このThickは、r=19um,d=56.33umをもち、開口率は44%です。これが、開口率 34%の200メッシュに最も近いものである。このデータをリニアーに外挿すると、E2/E1 が 30で100%に近づくように見える。したがって、メッシュとパッドの距離を現状の2mmから0.3mmにすれば、E2/E1=30とすることができる。

参考のために、GEMの場合の電子通過率の測定とシミュレーションの結果を紹介する。このファイル(PDF)も杉山さんから送られてきた。これを見ると、GEMの場合、VGEM=0Vで電子通過率が0となり、meshをGEMとして考えたらVGEM=0Vとなりどんな条件でも電子通過率が0となってしまう。(GEMフォイルの厚さは50umで、我々使用のメッシュのワイヤー径は53umである)

シミュレーション報告(東)

ファイル:報告:PDF ( xxページ, xxx )

LOR 2本から交点を求めることと、イメージング方法について報告された。

PET内の検体部分を画素に分割し、LORとの重なり合う面積を重みとして画像化することが説明された。

簡単なものでよいのでプログラムを作成し、イメージングを試みることがコメントされた。

応用物理学会での発表内容について議論した。学会発表が9/2であるので、複数の練習が必要であるが、先ず、明日(8/29)、午後4時より練習を行うこととなった。 以上。