以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。
-----7月24日 meeting :午後4時〜
ORTEC製プリアンプ(142PC)のノイズそしてゲイン測定をテストベンチを組んで行っている。function generatorの方形波をRC回路により微分し、20dBのアッテネーターを通したものを入力パルスとした。RC回路とアッテネーターは自作した。方形波の振幅を1Vとすると、RC回路後に4pC程度の電荷量のパルス(FWHMで約100ns)が作成された。
プリアンプの入力端子に備え付けのキャップを付けノイズをオシロスコープで見た。ノイズは2mV(全振幅)であった。次に、レモケーブルを入力端子にSHVコネクターで接続した。このケーブルの一方はNIMのdivider moduleに接続した。このとき、ノイズの大きさは5-10mVであった。また、15us周期のノイズ(30mV)も観測した。
アッテネーターなしのパルス(4pC)を入力すると、出力のパルス高は800mVであった。これから、ゲインは2x1011 V/Cと計算された。そのカタログ値の6.6 x 1012 V/Cと比べると、1/30程度であった。このとき、ノイズは数10-100mVであった。アッテネーター通過後のパルスを入力したが、ノイズにかくれてトリガーすることが出来なかった。
少し整理してみると、配電盤の電源はOKで、壁のコンセント電源のみが落ちたもののようです。おそらく、15Aの容量を越えたことが原因のようです。
実験機器類の電源は、壁コンセントからと取るのではなく、ブレーカーの容量と場所のはっきりしている配電盤より取るように変更した方がよいと思います。壁電源は少なくとも隣の実験と共通、繋がっています。
何かおかしなことがあったら、実験ノートを見て下さい。また、何かあったら、実験ノートにできるだけ詳しく書いて下さい。AC電源の取り方等も変更したり工夫したりした時は実験ノートに記入し、定例ミーティングで説明するようにしてください。
エレクトロニクスシステムグループの村上さんよりのメールから;
「実験室の壁コンセットは15Aです。実験室の壁コンセットには”L-10-6”とラベルが貼られています。ラベル名は配電盤を示します。配電盤は中実験室2のエアコン右の配電盤です。 今回キセノングループとMPGDグループの使用中容量超えてブレーカーが落ちたと思われます。 そこで大下さんがブレーカーを入れなおして回復。 ですから自動復帰したわけではありません。
==確認==
各グループは単独の配電盤配置してありますからそこから配線お願い致します。 配線、コンセット等は全て回路部品にてあります。W022;3芯2mmSQケーブル; O009,O012;テーブルタップ ; 以上 宜しくお願い致します。」
以上。