4/17のLXeTPC (TXePET) 打ち合わせのメモ

日時:4月17日、木曜日、午後4時より
場所:3号館4階425号室
出席者:真木、春山、田中、田内、東(KEK)

以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。

-----4月17日 meeting :午後4時〜午後5時10分

常陽新聞からの取材(田内)

1月25日開催されたTXテクノロジー・ショーケース・イン・ツクバ 2008の我々の出展を見て、常陽新聞社より取材の申し込みが有り、昨日(4/16)インタビューを実験室で受けた。常陽新聞日刊紙の話題欄(インタビュー)用の取材とのことであった。KEK知財室長の藤井啓文氏が同席した。(事前に、KEK広報室に連絡を行った。)

40分程度の説明を行った。現在、原理検証実験の準備中であり、夏までにその最初の結果が得られるであろうことを話した。その結果の出揃う9月頃、再取材することになった。

取材後、藤井氏よりPETの一般向けの説明が記者までに送られた。私からも我々のホームページのアドレスを知らせた。

C : 今後、新聞記事等を見て、いろいろの取材など申し込みがあるかもしれない。その中には、有料の広告費を要求してくるものがあるので注意した方がよい。

TPC準備状況(東)

配電盤からの電源ケーブルなどの配線を行った。100V 15 A の 3本を、2台の作業机とラックのそれぞれに、4個の出力をもつテーブルタップを付けて配線した。このほか、100V用として、 30Aの2個の端子が配電板に用意されている。 NIMビン、電源、CAMACクレート、パルスジェネレーターなどを回路室倉庫より借りた。最初に借りたNIMビン用の電源は最初から故障していたので、電源付きNIMビンと交換した。

実験室に搬入後、電源付きNIMビンの6V電源が出力されてないことがわかった。CMACクレート(電源付き)はOKである。パルスジェネレーターはプラス極性の出力がでないことがわかった。

Q : 100V 15A 3本は測定器用には多いのではないか。
A : 現在、2本使用している。3A用2本が使用可能で、必要なら200V用のものを100Vに変えることもできる。
C : 液化システム用の冷凍機、ポンプなど100Vを使用している。それらは20A程度で、30A用を使用出来る。
C : 回路室倉庫にあるものはすべてが使用可能な状態ではない。多くのものが老朽化しており、かなり埃をかぶっている。故障しているものも多いが、修理の予定はなさそうである。したがって、必要なNIMビン、パルスジェネレーターなどは新規購入を考えたほうがよい。また、借りる前に回路室倉庫で動作確認が必要である。

アンプなど(田中)

三原氏より、アンプサンプル1個を借りた。これは液体クリプトン中で使用可能のものである。いかにも手作りというものである。電源として +12V, -3.5V必要である。詳しい仕様を調査中である。
C : 低温中での動作確認と性能評価が必要であれば、PT冷凍機のヘッドにアンプをつけて試験することもできる。その場合、液中でないため、温度を-200℃くらいまで用意に変えることができる。 

冷凍機システム構築(春山)

笠見氏帰国後の来週から、システム組上げの作業を開始するように手配したい。 そのとき必要なフィードスルーの取り合いやテスト冷却容器内のケーブル配線等、この打合せ後、担当者と相談したい。
Q : 液体キセノン中に使用されるケーブルの絶縁物は何か。
A : 絶縁物はPTFEである。
Q : 来週の作業は笠見氏一人で行われるのか。
A : はい。プロの作業であるので、一緒に立ち会うのはひじょうに参考になる。
C : 東君はぜひ手伝うこと。

その他

4 - 5月中のそれぞれの出張予定を確認した。