2/21のLXeTPC (TXePET) 打ち合わせのメモ

日時:2月21日、木曜日、午後4時より
場所:3号館7階725号室
出席者:真木、春山、田中、田内、東(KEK)、三原(PSI, Webex参加)

以下、メモ(敬称略)です。ここで、Q(質問)、A(答え)、C(コメント)です。

-----2月21日 meeting :午後4時〜5時

TPCのプロトタイプの準備状況(東)

padの16chのシグナルケーブルの配線方法を試してみた。この報告書 ( pdf ) に示したように、コネクター部(フィードスル・バンディ)でのアース線の取りまとめ、インピーダンスの不整合などをNIM クロックパルスでテストした。また、クロストークも測定する予定である。『真空容器』内は同軸ケーブル(50Ω)で、外はツイストケーブル(95Ω)使用となっている。
Q : インピーダンス不整合を少なくするため、フィードスルーの外でできるだけ短い距離でシグナル変換するボードの作成をすることになっていたが、どうなったのか。また、ASDモジュールへ接続し、テストパルスで試験することにもなっていた。エレクトロニクス用の教科書も手元にあるはずで、これらの回路を理解したのか。
A : できていません。(これらの宿題を理解していなかった。)
Q : これらの宿題を片付けるのが先決だ。
A : わかりました。
C : 今の配線方法では、フィードスルーでのコネクター部でのクロストークがかなりありそうに見える。高真空用のハウジング(コスモテック)を利用した方がよい。

今後の予定 (春山)

液面モニター用の白金抵抗を内部容器の底面とPMT上面に設置する。TPC構造体のビスを利用してとめてみることになった。

液化システム用の制御用パネルの製作を2/21より始めた。その製作後、ガス管の配管等を仕上げたい。3/3 からシステムの組上げを行い、3/12に液化を行う予定である。  これら作業日程、メンバーの予定等を書き込んだ工程表を作成することにした。この表をもとに、TPCプロトタイプ試験の予定を立ててほしい。

0.75 m3 のキセノンガス用の容器(内部電界研磨、縦置き)を発注した。大きさは、1 x 1 x 1.6m3程度である。納期は 3月末日までである。

密封線源(三原)

MEGでは日本アイソトープ協会の工業用ガンマ線源(512タイプ)を使用している。また、直径5mm程度のα線源(写真)も、ガンマ線源とともに液体キセノン中で使用している。
C : カタログ上、これらのガンマ線源は-40℃での保証で、-100℃を要求すると特注品となることから、購入を先延ばしにしてきた。MEGで使用実績があれば購入を考えたい。

その他

2/26 火曜日 午後1時30分から、クリーンブース(2x2m2)の組立て作業を実験室で行う。