6/14のLXeTPC (TXePET) 打ち合わせのメモ
打ち合わせメモ(敬称略)-----6月14日 meeting :午前9時〜10時30分
1 . 春山: 液化・純化システム
five-nine (5-9) Xeガスを使用し、ガス精製で ppb以下(Getter monotor)に純化する。
1.5リッターの液体キセノン、180℃でbaking、半導体製品生産ライン用バルブ使用、ターボポンプ、安全弁など、詳細システム図を作成する。
順次、これらの部品の発注する(全470万円)
Nantes大学へ出張: 7月にテスト予定
詳細図面入手、アノードパッド読み出しのMicromegasの詳細などの情報収集もお願いします。
2. TPCシステムの担当者の明確化
田中秀治がTPCシステム(試験用のエレクトロニクスシステム、アンプ、readout, HV -TPC, -PMTも含む)の責任者である。佐賀大グループ(東、杉山)TPC構造の設計を担当。
エレクトロニクスは素核研回路室から借りることを原則とする。
横浜国大の参加を期待している。(田内がコンタクトする)
田内(打ち合わせ後):ATFから、10kV, 0.5mAのHV電源を借りることができる。これはTPC-HV用に使用できる。TPCは5cmのドリフトで10kVの電圧がnominal。
3. 杉山:Micromegas : マイクロメッシュ
ニッケル製マイクロメッシュ、高さ50umのピラーが2mm間隔で付いている。10cm四方のものを2枚製作し、ガス中でテストした(ガスTPC用のMicromegas試験)。製作費用は金型が高価である。現状では1枚10万円程度。このテストではアノードのPCボード面の平面性が悪く放電が起こった。このピラー付きマイクロメッシュを小さく切ることはしたことがないが、その可能性はある。そのとき、切り口の処理を適切にしなければならない。
- Q:ニッケルが磁性体であることが気がかり
- A:他にSUS,銅製のものもある
- Q:マイクロメッシュの優位性は?
- A : シグナルのrise timeが小さいこと。
- Q : diffusionがあるので、必ずしもそれは必要ないのではないか。先ず、ワイヤーgridでテストして、それと比較することがよいと思う。
- Q:PMTの取り受け位置は?
- A ; 容器内の上下で、フィールドケージ外面の位置。
4. 6月15日、午前9時〜10時30分のTPC打ち合わせ(東、杉山、田中、田内)
TPC構造について議論した。セラミック製のPCボード、PMTの現物を見ながら議論した。
東がKEK滞在中、毎日午後5時30分より田内居室(3号館4階417号室、5374又は4445)で打ち合わせを行うこととなった(30分以内)。
5. 打ち合わせでは議論がなかったが、 7/30の次世代PETワーキショップには真木が報告する。
2ページのアブストラクト(proceedings)も作成する。