Geant4.4.1 / CLHEP1.8 /

on MacOSX (10.2 default)(English page is here)

Note

MacOSX 10.2、デフォルトコンパイラ(gcc1151(gcc3.1))お試し版です。
(諸事情で私自身が使っていないため。example/novisは動作確認済み。)
gcc3.1に乗り換える場合は、CLHEP、Geant4ともにgcc3.1でコンパイルしたものに変更する必要がありますが、
DAWNだけはコンパイルしなおすと動かなくなりますので、旧バイナリ(gcc2.95.2でコンパイルしたもの)を使ってください。旧バイナリは問題なく動きます。
STEPは現在対応しておりません。STEPを使いたい方はgcc2.95.2を使って下さい。その際は、CLHEPも同じコンパイラでコンパイルしたものに変更する必要があります。(旧ページを参照


このパッチについてのお問い合わせは、こちらまで。絶対に開発者には送らない様お願いします。
なお、お問い合わせの前に、必ず-O0をたててコンパイルしたかどうかをお確かめ下さい。
(bash環境ならば、export CPPVERBOSE=1と打ってからコンパイルすると、立っているflagがわかります。cshならばsetenv。以下、bash環境を想定します。)
テストは、以下の環境で行いました。インストールは御自身の責任でお願いします。

Spec

使用機種

Machintosh PowerBookG4 500MHz Memory 512MB
Machintosh G4 dual 800MHz Memory 1GB

OS MacOSX10.2.1 / kernel : Darwin 6.1
開発環境 gcc-1151-1b(gcc3.1)
XFree86-4.2.0.1

Installの手順

  1. XFree86をアップデートする。
    旧版だとxtermが動かないらしい…
    http://sourceforge.net/projects/xonx
    からとってこれます。
  2. CLHEP1.8をインストールする。(/usr/local/下にインストールされます)
    RPM,SRPM はこちら。適当な場所にダウンロードしてきて、

    % rpm -ivh clhep-1.8.0.0-1b.ppc.rpm

    と打つ。(CLHEP1.7.0.0もrpmで入れた人は、rpm -Uvhで入れる。)

  3. Geant4.4.1のsourceとpatchをとってくる。
    source fileはこちら。それぞれ必要に応じてとってくる。
  4. tar fileを展開し、patchをあてる。
    自分のHome Directoryのどこか適当な場所でsource tar fileを展開し、展開後のディレクトリを$G4INSTALLとする。
    上のリンクからsourceをとってきた場合には、gnutarを使うこと。(Geant4のOfficial siteに行けば、gnutarとbsdのtarのどちらでも入手できる。MacOSXのtarは、defaultではgnutarではないので気をつける。)

    % gnutar -zxvf geant4.4.1.gtar.gz

    この下で、とってきたpatchをあてる。
    % ln -s geant4.4.1 pro
    % cd pro
    % patch -p1 -s < Geant4.4.1-macosx.patch
    % patch -p1 -s < Geant4.4.1-macosx10.2.patch
  5. 環境設定を行う
    .bashrcに以下の行を書き加える(いらないものも沢山あると思うが)。cshの場合は適宜変更。

    ##### Geant4 general setting ####
    export G4SYSTEM=Darwin-g++
    export G4USE_STL=1
    export G4INSTALL=$HOME/work/G4/pro (or your convenient directry)
    export CLHEP_BASE_DIR=/usr/local
    export G4DATA=$G4INSTALL/../share/data
    export G4LEVELGAMMADATA=$G4DATA/PhotonEvaporation

    ###### 2. UI

    ############ 2-1. Selection of (G)UI in installation of libraries
    export G4UI_BUILD_TERMINAL_SESSION=1
    export G4UI_BUILD_GAG_SESSION=1

    ############ 2-2. Selection of (G)UI in compiling executables
    export G4UI_USE_TERMINAL=1
    export G4UI_USE_GAG=1

    ###### 3. Visualization
    export G4VRMLFILE_VIEWER=vrwave

    ############ 3-1. Home directory of Mesa
    export OGLHOME=/usr/X11R6

    ############ 3-2. Selection of visualization drivers
    # in installation of libraries
    export G4VIS_BUILD_DAWNFILE_DRIVER=1
    export G4VIS_BUILD_OPENGLX_DRIVER=1
    export G4VIS_BUILD_VRMLFILE_DRIVER=1

    ############ 3-3. Selection of visualization drivers
    # in compiling executables
    export G4VIS_USE_DAWNFILE=1
    export G4VIS_USE_OPENGLX=1
    export G4VIS_USE_VRMLFILE=1

    ############ Selection of viewer
    export GVRMLFILE_VIEWER=vrwave

    ########### image file directry ##############
    export G4DAWNFILE_DEST_DIR=./images/dawn/
    export G4VRMLFILE_DEST_DIR=./images/vrml/
  6. Installする。
    あとは$G4INSTALL/sourceへ行き、

    % export G4OPTIMIZE=0
    % make >& make.log &
    % tail -f make.log

    と打てばよい。

  7. data fileをとってくる。
    $G4INSTALLの一つ上の階層に、share/dataのディレクトリ($G4DATAとして環境変数を定義)を作り、その下でdata file を展開する。

    % gnutar -zxvf G4NDL0.2.tar.gz

    などと打てばよい。
    ちなみに、使う時には、PhotonEvaporation.1.0などのファイル名をPhotonEvaporationのようにversion名をとってリンクしなおさないと使えない。

  8. Dawn-3_85b-1をまちがって消してしまった人は、もう一度RPMを展開する。
    RPMをとってきて、

    % rpm -ivh dawn-3_85b-1.rpm

    と打てばよい。( RPM

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