前にも書いたが、Keynote のプレゼンテーションの中で数式を書くために便利なツールとして LaTeX Equation Editor なるものの存在を阪大の山中さんに教わった。その Equation Editor だが、日本語環境下ではそのままでは使えない。幸いソースコード(v.1.3)が公開になったのでなかを覗いてみた。以下は備忘録。
日本語環境において
この問題を回避するには
一方、
というわけでこれらを考慮した私家版パッチをあてソースから再コンパイルした。ProjectBuilder を使う際には、gcc3 を使うようにターゲット、ビルドスタイル(Development)で、USE_GCC3 = YES と設定する必要があった。gcc2 ではコンパイルできない。このパッチで私の日本語環境では問題なく使えている。パッチは少し前に LaTeX Equation Editor の作者に送っておいたが返事がないので採用されるかどうかは分からない。
カラーパレットは数式全体に適用されるので、もし数式の一部の色を変えたい場合などでは Preferences で
Insert \color{...} command automatically after preamble
のチェックをはずし、preamble に
\usepackage[dvips]{color}
\definecolor{orange}{rgb}{1,0.6,0}
\definecolor{navy}{rgb}{0,0,0.5}
\definecolor{gold}{rgb}{0.85,0.64,0.13}
\definecolor{tomato}{rgb}{1,0.4,0.28}
のような記述を加えれば、後は、LaTeX の入力窓で
\color{orange} a
\color{red} =
\color{navy} b
のように書くことで式の中で色が変えられる。red、blue、yellow、black、white、などの原色はデフォールトで定義済みである。
今までにコンパイルしたMacOS X Release 10.2.X 用の rpm については、
spec ファイル、パッチ、ソース RPM、バイナリー RPM それぞれについて SPECS、
SOURCES、 SRPMS、
RPMS に対応するものが置いてある。RPMS
以下の ppc はマシン依存な RPM 、noarch はマシン非依存な RPM の置き場所である。バイナリーのみの RPM および Tar Ball
のみのパッケージの場合には、ソースおよびパッチは src
に、また、Tar Ball は tgz
にそれぞれ置いてある。新しいものは ~fujiik/macosx/10.2.X/ 以下にある点に注意(~fujiik/macosx 直下のものは Public
Beta 用、~fujiik/macosx/10.0.X/、~fujiik/macosx/10.1.X/ 以下は 10.0.X、10.1.X 用の古いもの、今後更新の予定なし)。
いつものように使う場合は自己責任で。
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