忙しくてすっかり更新が滞っているうちにまた3か月以上たってしまった。ROOT は ROOT team の中核メンバーである Fons が Official にバイナリー配布をはじめたのでもう自分でコンパイルする必要はなくなったし、Apple の X11 もだんだんよくなっている。だんだんてまいらずになって大助かりである。
そんな中、Keynote を購入し使いはじめた。これが結構使いやすい。特に Illustrator の絵がコピー&ペーストでき、これが拡大縮小しても美しいのはうれしい。また位置決めのしやすさもマル。後は数式を書く手段があればと思っていたら、阪大の山中さんから LaTeX Equation Editor なるものがあることを教わった。これは、Tgif の数式編集機能と同じく LaTeX で書いた数式をタイプセットして結果を表示してくれる。そのイメージは PDF になっていてドラッグ&ドロップで Keynote に張り込める。これまた拡大縮小自由で美しい。日本語環境で使おうとすると'\' が 'x080' に化けてしまいうまく動かなかったので latex にラッパーをかませる必要があったがあとはばっちり。これを契機に TeX Family も更新した。
インストールするにはこれらを一度に "rpm -ivh" すればよい。TeXShop で使うには、/usr/local/bin/altjpdflatex の中で今まで dvipdfm だったところを dvipdfmx にすること。文字コードは SJIS である。
対応する SRPMS は以下。
これらは、VineSeed の SRPMS をベースに共有ライブラリー(dylib)を作るように適当にパッチをあてたもの。
ソースから rebuild したい場合は、以下もたぶん必要。
今までにコンパイルしたMacOS X Release 10.2.X 用の rpm については、
spec ファイル、パッチ、ソース RPM、バイナリー RPM それぞれについて SPECS、
SOURCES、 SRPMS、
RPMS に対応するものが置いてある。RPMS
以下の ppc はマシン依存な RPM 、noarch はマシン非依存な RPM の置き場所である。バイナリーのみの RPM および Tar Ball
のみのパッケージの場合には、ソースおよびパッチは src
に、また、Tar Ball は tgz
にそれぞれ置いてある。新しいものは ~fujiik/macosx/10.2.X/ 以下にある点に注意(~fujiik/macosx 直下のものは Public
Beta 用、~fujiik/macosx/10.0.X/、~fujiik/macosx/10.1.X/ 以下は 10.0.X、10.1.X 用の古いもの、今後更新の予定なし)。
いつものように使う場合は自己責任で。
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