2002/10/18 ROOT-3.03.09 on MacOS X Release 10.2

ROOT v3.03.05 以降、tutorials/benchmarks.C が "geometry.C" のところで、seg-fault する問題が知られていたが、これは、ROOT の問題でなく、MacOS X の default stack size が小さい(512KB)であるせいであることが判明した(ulimit -a とかすると分かる)。これを

$ ulimit -s 8192

とかしてやると、解決する。これは、~/.bash_profile に入れておく。というわけで、まだテストは不十分ではあるが、3.03.09 をしばらく使ってみることにする。

これを MacOS X 10.2 上で、gcc3.1 を使ってコンパイルするには、このパッチが必要。 バイナリー tarball は root_v3.03.09-macosx10.2.tar.gz である。

今までにコンパイルしたMacOS X Release 10.2.X 用の rpm については、 spec ファイル、パッチ、ソース RPM、バイナリー RPM それぞれについて SPECSSOURCESSRPMSRPMS に対応するものが置いてある。RPMS 以下の ppc はマシン依存な RPM 、noarch はマシン非依存な RPM の置き場所である。バイナリーのみの RPM および Tar Ball のみのパッケージの場合には、ソースおよびパッチは src に、また、Tar Ball は tgz にそれぞれ置いてある。新しいものは ~fujiik/macosx/10.2.X/ 以下にある点に注意(~fujiik/macosx 直下のものは Public Beta 用、~fujiik/macosx/10.0.X/、~fujiik/macosx/10.1.X/ 以下は 10.0.X、10.1.X 用の古いもの、今後更新の予定なし)。   いつものように使う場合は自己責任で。


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