2001/06/15   Ssh-2.4.0 on MacOS X

sftp でコマンドライン補完が効かないのは使いにくいので、openssh の sftp が改善されるまでの間、openssh でなく ssh を使う事にした。 ssh の最新版は ssh-2.4.0 で ftp://ftp.kyoto.wide.ad.jp/pub/security/ssh/ あたりから入手可能。 ssh1 との互換性のために ssh-1.2.30 も入れておく。 使った SPEC は ssh-1.2.30.specssh.spec。 SRPM は

ssh-1.2.30-1a.nosrc.rpm
ssh-2.4.0-1a.nosrc.rpm

で対応する RPMS は

ssh-1.2.30-1a.ppc.rpm
ssh-2.4.0-1a.ppc.rpm
ssh-symlinks-2.4.0-1a.ppc.rpm

である。symlinks パッケージには起動スクリプトも含まれる。 コンパイルには ssh1 の方で このパッチ を使った以外は特に問題は無かった。

インストールしようとすると、いくつかの X11 関係のライブラリーが インストールされていないと怒られる。 依存関係を解消するためには XFree86 を RPMS にする事が望ましいが、 面倒なので、ただ依存関係を解消するためだけの空っぽの RPM でごまかす。 SPEC はこれ

準備ができた所で

# rpm -ivh X11-1.0-1a.ppc.rpm
# rpm -ivh ssh-1.2.30-1a.ppc.rpm
# rpm -ivh ssh-2.4.0-1a.ppc.rpm
# rpm -ivh ssh-symlinks-2.4.0-1a.ppc.rpm

のようにインストールする。これは標準の SSH を上書きするので インストールするならば自己責任で。 また、openssh と違って、ssh はフリーではないので使用条件を よく理解した上で使うこと。

今までにコンパイルしたMacOS X Release 用の rpm については、 spec ファイル、パッチ、ソース RPM、バイナリー RPM それぞれについて SPECSSOURCESSRPMSRPMS に対応するものが置いてある。RPMS 以下の ppc はマシン依存な RPM 、noarch はマシン非依存な RPM の置き場所である。バイナリーのみの RPM および Tar Ball のみのパッケージの場合には、ソースおよびパッチは src に、また、Tar Ball は tgz にそれぞれ置いてある。新しいものは ~fujiik/macosx/10.0.X/ 以下にある点に注意(~fujiik/macosx 直下のものは Public Beta 用の古いもの)。  いつものように使う場合は自己責任で。


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