ROOT のセッションで作成されたプロットはマウスで いろいろ編集できます。線やフィル、文字の属性を GUI で簡単に変えられ、カラーのきれいな図を 容易に EPS フォーマットで用意できます。
ROOT は、しかし、単なるプロッティングツールでは ありません。ROOT のライブラリーを使うことにより、 様々なデーター解析アプリケーションを作ることが出来ます。
ROOT のホームページ
をご覧になってみて下さい。 様々な情報や、最新の MkLinux 用のバイナリーパッケージ の入手が可能です。 ROOT は CERN の ROOT チームによって開発が進められており、 CERNLIB と違って、非商用利用では無料です。
doc : 文献など patches : パッチなど Build.html : root の build の仕方(英語) Build-j.html : root の build の仕方(日本語) root_v2.21b7_egcs111.tar.gz : バイナリーパッケージ root_v2.21.source.tar.gz : ソースパッケージ README-j.html : このファイル
このバイナリーパッケージは egcs-1.1x でコンパイルされ
libg++.so.2.9 にリンクされています。
パッケージ作成手順はここをご覧下さい。
これらを、.bash_profile や .bashrc に書いておくのも手です。 さらに、ROOT 関連の共有ライブラリーの在処を教えてやる必要があります。
これで、準備完了です。次のようにして ROOT の 対話セッションを試してみて下さい。
******************************************* * * * W E L C O M E to R O O T * * * * Version 2.00/13 30 October 1998 * * * * You are welcome to visit our Web site * * http://root.cern.ch * * * ******************************************* CINT/ROOT C/C++ Interpreter version 5.13.78, Oct 22 1998 Type ? for help. Commands must be C++ statements. Enclose multiple statements between { }. Welcome to the ROOT tutorials Type ".x demos.C" to get a toolbar from which to execute the demos Type ".x demoshelp.C" to see the help window
セッションの中で、".x benchmarks.C" とするとお使いのマシンの ベンチマークが出来ます。
root を使ったアプリケーションのサンプルは "test" ディレクトリーに あります。