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GNU Fortran 77 Support

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[0] 新着情報

[1] ファイル

このディレクトリーは g77 つきの gcc を SRPM から作った直後の /usr/src/redhat と同じ構造をしています。 gcc の部分は gcc-2.7.2.1-2O から抜き出したものです。 FORTRAN の部分は g77-0.5.19 で、 これは、gcc-2.7.2.1-2O とコンパチなものとしては最新です。

RPMS/ppc/*.ppc.rpm : バイナリーパッケージ
SOURCES/* : ソースとパッチ
SPECS/*.spec : パッケージ作成スペック
SRPMS/*.src.rpm : ソースパッケージ
README-j.html : このファイル
g77-info.tar.gz : man および info ファイル(1C 以降不要)

[2] 注意:これは気の弱い人向きではありません

これは、標準の gcc のコンパイラーを上書きします。 従って、あなたのコンパイル環境を破壊する可能性があります。 インストールには勇気が必要です。 C、C++、obj-C の部分に関しては、 このパッケージは DR2.1update4 の shared lib の ものと同値なはずです(同じソースですから)。 ただし、”同値”は”同じ”を意味しません。 gcc の C、C++、obj-C のプログラムに対する作用は もとの gcc と同じはずという意味です。 新しい gcc 自体には fortran プログラムのコンパイルのための 機能が追加されています。 従って g77 を使うためには gcc のパッケージも入れ替える必要があります。 g77 の RPM を入れただけでは動作しません。 いずれにせよ、インストールの結果の保証は出来かねます。 いつものように、インストールは自己責任で行って下さい。 また、"f2c" の部分に関して言えば、g77-0.5.19 内蔵の "f2c" は、"f2c" だけ別に最新のソースから作った

f2c-19970709-1A.ppc.rpm
f2c-libs-19970709-1A.ppc.rpm

より古いものです。 また、この新しい "libf2c.*" は g77 のものとはインコンパチな可能性があります。 リンクの際にごちゃ混ぜにしない注意が必要です。

[3] インストールの手順(Wip971224 以前の場合)

インストール前に、いつでもインストール前の状態に復旧できるように、 DR2.1update4 の RPMS についてきた

gcc-2.7.2.1-2L.ppc.rpm
gcc-c++-2.7.2.1-2L.ppc.rpm
gcc-objc-2.7.2.1-2L.ppc.rpm

を確保しておきます。

その上で、覚悟を決め

$ ls
gcc-2.7.2.fu.1-1C.ppc.rpm
gcc-c++-2.7.2.fu.1-1C.ppc.rpm
gcc-g77-2.7.2.fu.1-1C.ppc.rpm
gcc-objc-2.7.2.fu.1-1C.ppc.rpm
$ rpm -qpl gcc*

で、インストールするパッケージの内容を確認します。 問題がなければ、実際のインストールに進みます。

$ su
# rpm -U gcc*

これで、入りました。 後は使ってみて下さい。幸運を祈ります。

[4] インストールの手順(Wip980112 以降の場合)

インストール前に、"binutils" と "glibc" を最新版にしておいて下さい ( アップデートの記録 参照)。 また、いつでもインストール前の状態に復旧できるように、 wip980112 以降に対応する RPMS

gcc-2.7.2.1-2O.ppc.rpm
gcc-c++-2.7.2.1-2O.ppc.rpm
gcc-objc-2.7.2.1-2O.ppc.rpm

を確保しておきます。

その上で、覚悟を決め

$ ls
gcc-2.7.2.fu.1-2O.ppc.rpm
gcc-c++-2.7.2.fu.1-2O.ppc.rpm
gcc-g77-2.7.2.fu.1-2O.ppc.rpm
gcc-objc-2.7.2.fu.1-2O.ppc.rpm
$ rpm -qpl gcc*

で、インストールするパッケージの内容を確認します。 問題がなければ、実際のインストールに進みます。

$ su
# rpm -U gcc*

これで、入りました。 後は使ってみて下さい。幸運を祈ります。

[5] さらなる情報

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fujiik@jlcuxf.kek.jp Aug 3, 1997