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html の自動生成

ROOT の WEB ページに行くと、 ROOT のクラスの html 版のマニュアルがある。


  http://root.cern.ch/root/html/ClassIndex.html
である。 クリッカブルで、 親クラスやデーターメンバーになっているクラス の構造を知ることができとても重宝する。 実は、これらの索引は自動生成されたものである。 自分でつくったクラスについても索引があると便利なので (年をとるとすぐに自分で書いたコードも 自分が書いたということすら忘れてしまう)、 作り方を知っていると幸せになれる。

やりかたは、例えば ${\tt html.C}$ とかいうマクロを用意して 実行するだけである。


  $ root -b -q html.C
${\tt html.C}$ の中身については例題をあげるにとどめる。

  {
    gROOT->Reset();

    gSystem->Load("../lib/libMyClass.so");

    THtml html; 
    html.SetOutputDir("./html/");     // 出力先を html にする。

    html.SetSourceDir("./src/");      // ソースのありかを指定。
  
    // ここから自分のつくったクラスを html オブジェクトに登録していく
  
    html.MakeClass("MyClass");
    html.MakeClass("MyClass1");
       ......
       ......
       ......
       ......
    
    // 登録終了

    html.MakeIndex();  // USER_Index.html という索引の生成

    Char_t *cmd="cd ./html; mv USER_Index.html MyClass.html";
    gSystem->Exec(cmd);  // インデックスの名前を変えておく
  }
これで、${\tt html}$ というサブディレクトリーに html 形式の自分のクラスの索引がつくられる。

  netscape file://`pwd`/html/MyClass.html
とすれば幸せになれる。


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Keisuke Fujii 平成12年12月22日