2-OCT-1997 11:16:50.90
カロリメータ各位 (jlccal@jlcux1.kek.jp)
学会以後の進行状況報告です。
KEK物理 藤井芳昭
1)集中解析
学会ではATLASミーティングに合わせる形で10月冒頭を候補に挙げましたが、
その後の進行状況等を考慮して10月13日-17日にKEKで行なう事に致しました。
既に皆様の手元には学会発表のトラペンのコピーも到着している事と思います。
検討すべき項目等のリストアップを御願い致します。
出張旅費は金谷さんと戸枝さんに支給予定です。
2)磁場テスト
11月上旬にHPMT/APDの磁場テストを行ないます。日程に対する境界条件はBelleが
10月いっぱい牛若を使うことと、11月5日にビームが立ち上がり冒頭の数日間本実験が
走ることです。従って候補は
o 11月1日-5日(?)
o 11月10日位からの1週間位
いずれにせよその本実験の日程がはっきりしないと上記の候補の正確な日程も確定
しません。近々PSスケジュールミーティングがあると思いますのでそこではっきり
します。梶野さん、金谷さん、どちらの日程のほうが望ましいか検討を御願い
します。
出張旅費枠は神戸、甲南各1名としたいのですが、これで遂行可能でしょうか?
3)改造HCALビームテストの日程
以前のミーティングで3月か4月かという議論をしました。そのときは結論を出し
ませんでしたが、旅費の状況を考えると今年度中のテストは賄えません。またその
後状況が変わって、4月にはpi2で物理の実験が走ることになりそうです。従って5月
以降でないとテストが出来なくなりました。このため年度切替暫定措置として旧年
度放射線手続きのまま実験をする、ということは出来なくなりました。参加の可能
性がある学生は今年度中に各大学の講習を受講しておくよう御願い致します。また
来年度の各大学の講習日程を調べて頂けますか?
4)HCAL改造状況
ビームテストが遅れたり解析で忙しかったりと改造作業が遅れ気味ですが、
スケジュールのデッドラインとしては
o 2月末全部品納品完了
o 3月中組立作業
o 4月ベンチテスト
o 5月ビームテスト
位でしょう。あとは最も忙しい組立作業が3月で人手が大丈夫か、あるいはもっと
前倒ししないと手当できないか、という条件がつきます。無論この組立作業には
現M2トリオは参加しないのが前提です。但し年内に部品が揃って1月に組立に入
れる、ということは無いでしょう。
改造/新規製作部品は以下の様になっています。
- タイル;図面は完了。入札は回避することになった。従ってこれから見積もり
を取り直して、その後製作に2ヵ月。入札回避の関係で藤井が担当する。
- アクリル;タイルと同じ状況。担当藤井。
- WLSファイバー;進行中。業者を変えた関係で当初の予定より遅れているが11末
にはできそう(?)。担当は原氏。
- ファイバーライトガイド;これから。納期は2ヵ月位。担当は原氏。
- Matrixライトガイド;デザインは先日のものでOKだが、現ライトガイドの再利用
可能性は未検討。この点をチェック後発注するが、予算の関係で出来るだけ遅く納品
されるようにする。担当は藤井。
- PMT-Box;デザインは先日のものでOK。同上で発注を遅らせている。
担当は藤井。
- PMT-ring,defuser;既にあるものは再利用するが、defuserについては再利用
出来ない可能性もある。PMTが約40本増える分は追加発注が必要。