To: jlccal@jlcux1.kek.jp Subject: [jlccal:326] about shower leak Date: Fri, 25 Feb 2000 17:30:34 +0900 From: Atsuko Nakagawa JLC-CALグループの皆様。 筑波大学の中川です。 先日のミーティングでの宿題であった横方向のシャワーの漏れの計算をしました。 フィッティングで得られたパラメータを用いて、関数 1 a -r (1-a) -r^2 f(r) = ----{ ---- exp( -- ) + ----------- exp( ------ ) } pi*r 2*l1 l1 sqrt(pi)*l2 l2^2 をカロリメータの形で積分した値を1から引いたものをカロリメータから漏れた エネルギーとしました。 横方向のシャワーの漏れは、それぞれのエネルギーで 200 GeV ----- 2.3% 150 GeV ----- 2.2% 100 GeV ----- 2.3% 75 GeV ----- 2.4% 50 GeV ----- 2.6% 25 GeV ----- 1.6% (以下position scan) 50 GeV ----- 2.7% 2 GeV ----- 2.8% と求められました。 古川君の修論によると、測定値から求めた横方向のシャワーの漏れは約2%である ということですが、今のところだいたい一致していると考えられます。 ご意見、ご指摘などお待ちしております。 筑波大学大学院物理学研究科2年 素粒子実験研究室 中川 敦子 nakagawa@hepsg3.px.tsukuba.ac.jp