第3回リニアコライダー計画推進委員会議事要録

 

 

日  時  平成16年10月1日() 13:30〜14:50

 

場  所  4号館セミナーホール

 

出席  小林、神谷、近藤、高崎、黒川、岡田、田内、宮本、榎本、佐藤、横谷、

竹内、駒宮、野崎、山本、西川、尾崎、山内、大森、生出、吉岡、陳、

峠、浦川、松本、早野、肥後、上野、森、山下、中西、各委員

戸塚機構長、宮嶌理事、木村監事

(欠席者:小間、新竹、清水、福田、相原、金 各委員)

オブザーバー 15名

 

配付資料  1.第2回リニアコライダー計画推進委員会議事要録(案)

2.ILC Workshop および Asia Working Group

3.LC加速器関係報告(H16年8月分)

4.Report from WorldWide Study on Physics and Detectors (席上配付)

 

 

1.機構長報告

機構長から、次のとおり報告があった。

(1)GDICentral team director searchReagional Team の準備進行中。

(2)GDIとILCへの取り組みを役員会で検討している。文科省と密接に連絡をとりながら進めていく。

2.FALC報告

山内委員から、次のとおり報告があった。

(1)9/17 CERNで開催。インド、韓国からも参加。韓国は積極的であった。

(2)FALCの下にWorking Group としてLC Resource Group を作ることになった。

(3)次回は20053Londonにて開催。2005年秋の開催場所はドイツと日本が立候補した。

3.ILC Workshopについて

(1)資料2参照。 登録作業、ホテルの準備等を進めているが、Quotaは超過しそう。ILC Asia WGに対応したWGが開かれる。(浦川、横谷委員)

(2)ILC Workshopにはアジアからも多数参加する。11/23にはACFAがインドで開催される。これ以降、黒川委員がACFA議長となる予定。

4.ILC Working Groupについて

(1)WGの内容と世話人は、WG1Overall Design;久保)、WG2Main Linac;早野)、WG3Injector,栗木)、WG4Beam Delivery System, 佐貫)、WG5High Gradient Superconductive Cavity等;斎藤)。各世話人より、簡単な活動内容の報告があった。

(2)各WG12週間毎に会合を開き、当面はILC Workshopを目標に活動を進めている。

 

 

5.その他(議論、報告など)

(1)今までの資産を活用して、Coldの開発を進めるために、今年度予算の見直しを進めている。(榎本委員より)

(2)SLACとの日米LCR&Dについては、今年度下半期の計画の合意を得た。内容の柱は、X-band R&Dの終息作業、InjectorKicker Magnet関連の開発、Super 空洞の開発。来年度以降についてはSLACFNALArgoneなどと研究課題を検討中である。(峠委員より)

(3)LC研究会の企業もILC WGに参加するように努めている。R&D項目の検討のために訪米団を派遣した。10月に訪欧団を派遣する。(尾崎委員より)

(4)LC実験グループの形成に向けた Worldwide Study on Physics and Detectors Group からの提案を配付資料4に従って報告。1年程度で測定器案のコストも含めた報告書を作成する予定。”Huge”測定器検討のためのKick-Off meeting11月のACFA Workshop期間中に開催する。その準備のために日本、韓国などとの検討作業会を立ち上げた。(山本委員より)

(5)1116日(火)にILCSCKEKで開催される。1113日(土)〜15()にはGDI Central Lab. Head選出委員会が開催される。(戸塚機構長より)

(6)WebからGLCという文字を除いてもらいたい。TESLANLCもその方向で作業を進めている。(戸塚機構長より)

(7)サイト委員会の再編を進めている。これをどの組織の下につけるかは検討中。(野崎委員より)

 (8)次回は、115日(金)に開催する。