第21回リニアコライダー計画推進委員会議事要録(案)

 

 

日  時  平成15年7月4日(金)13:30〜16:30

 

 

場  所  4号館 セミナーホール

 

 

出席  戸塚、小林、小間、神谷、近藤、高崎、黒川、岡田、田内、宮本、榎本、佐藤、横谷、中村、駒宮、野崎、山本、清水、生出、吉岡、福田、陳、峠、浦川、松本、早野、肥後、上野 各委員

     (欠席者 新竹、西川 各委員)

      オブザーバー 13名

 

 

配付資料  1.第20回リニアコライダー計画推進委員会議事要録(案)

      2.第20回リニアコライダー計画推進委員会議事録(案)

      3.ISG10報告

      4.LC加速器関係報告

      5.物理・測定器開発関係の報告

6.加速器専門委員会委員名簿(案)

      7.各専門委員会委員名簿(案)〔席上配付〕

 

 

 

議  事

 

T.次回の開催について

  FNALで開催されるLepton Photon Symposium中の8月14日にILCSCが開かれる。今回ILCSCの対応を議論するが、8月11日に次回のLC推進委員会を開き、さらに対応を議論したいむねの提案が機構長からなされ、了承した。

 

 

 

U.報告

1.機構長のSLAC訪問について

 戸塚委員長から、6月初旬のSLAC訪問について、報告があった。

 

2.ISG10報告

 峠委員から、「6月17日から20日にかけてISG10がSLACで開かれ、日本からは15名(内1人はSLAC長期滞在中)が参加した。今回はISGとNLC加速器ミーティングの合同会議であり総参加者数は50名を超えた。4つのWGに分かれて議論した。」と報告された。

 

3.OECD-GSFについて

 戸塚委員長から、6月30日と7月1日に開かれたOECD-GSFについて、「閣僚級会議へ出す声明を審議し文案をまとめた。各国に持ち帰り、10月に再審議することになった。」と報告があった。

 

4.ILCSCとACFAについて

 駒宮委員から、ILCSCとACFAについて、「アジア地域からのILCSCのもとのParameter committeeとAccelerator Subcommitteeの人選が決まった。また、ACFA ALCSCについてはExecutive Boardをつけることを考えている。」と報告された。

 

5.加速器報告

(1) 神谷委員から、GLCTAに関して、「アセンブリーホール内の作業は順調に進行中であり、7月中にはシールドの設置が終わり、8-9月からはhigh-power試験が行われる予定である。」と報告された。

(2) 早野委員から、ATFについて、「6月23日から10月17日まで4ヶ月のシャットダウン中であり、この期間に、ウィグラーの残留キック補正コイルの取り付けと取り出しラインの再アラインメントを行う。運転再開後来年6月までの間に21週間運転を行う。」と報告された。

(3) 陳委員から、クライストロンに関しての今後の予定等について、報告があった。

(4) 肥後委員から、加速管のテスト状況当について、報告があった。

(5) 松本委員から、C-Bandに関しての報告があった。

 

6.物理報告

 宮本委員から、LC Physics Group等に関する物理報告があった。

 

7.Homepageについて

 田内委員から、LC推進委員会のhomepageについて、報告があった。

 

V.協議

1.専門委員会設置について

 戸塚委員長から、加速器専門委員会及び実験専門員会を設置することが提案され、了承された。また、戸塚委員長から、比較専門委員会をつくり、warmとcoldの比較検討を行いたいと提案され、了承された。

 

2.Pre-GLCCについての議論

 8月14日に開かれるILCSCに関し、Pre-GLCCについてどう考えるかについて議論した。この議論は8月11日の次回のLC推進委員会においても引き続き議論することにした。

 

3.その他

 大森氏からRoad Map Reportの配布先について、国内は高エネルギーニュースの配布先、国外は、主要な研究所、大学、グループとしたいと提案された。