第4回リニアコライダー計画推進委員会議事要録(案)
日 時 平成16年11月5日(金) 13:30〜15:30
場 所 4号館セミナーホール
出席者 小林、神谷、高崎、岡田、田内、宮本、榎本、佐藤、横谷、駒宮、山本、
尾崎、山内、大森、吉岡、福田、峠、早野、上野、森、山下、中西 各委員
戸塚機構長、木村監事
(欠席者:小間、近藤、黒川、竹内、野崎、新竹、西川、清水、生出、陳、
浦川、松本、肥後、相原、金 各委員)
報告者:佐貫助手(東大)、久保助教授、設楽助教授、齋藤助教授
オブザーバー 8名
配付資料 1.第3回リニアコライダー計画推進委員会議事要録(案)
2.今後のILCに対する取組みについて
3.Proposal for the organization of the international linear collider experimental program (Oct. 15, 2004)
4.LC加速器関係報告(H16年11月分)
5.ACFA 報告(ILC関連のみに関するメモ)〔席上配付〕
1.機構長報告
「今後のILCに対する取り組みについて」(資料2)が役員会で了承された。内容は前回のLC推進委員会で説明したとおりである。
2.OECD報告
山内委員から、次のとおり報告があった。
(1)OECD Global Science Forum の Consulting Group Meeting が10/20 CERN で開催された。23ヶ国・機関から約30人が参加。日本からは、小林委員、山内委員が参加した。
(2)大規模な研究は国際協調で進めるべし、という答申が出ていて、GSFは次回2005年2月に国際プロジェクトのマネージメントについて議論する。
(3)ICFA、ECFA、ACFA、HEPAP、FALCなどが各々の状況を説明した。
(4)Consulting Group はLCに関する取り組みは一段落したので、新たな問題が生じるまではしばらく休眠状態にすることにした。
3.ACFA 報告
山下委員から、次のとおり報告があった。
(1)11月2〜3日に開催されたACFA Plenary Meeting (Kolkata, India)に関する報告(資料5)。
(2)LCについて集中的に議論し、新しいStatement を出すことになった。インド、韓国はLCに積極的である。
(3)1月頃にGDIでのアジアの活動を議論するためにACFA/ALCSC合同会議を日本で開催する。
4.ILCWS 準備状況について
高崎委員長から、200人強の主な加速器の専門家が集う会議となること、また、ワーキンググループの9月来の活動状況とWorkshop プログラムの内容について説明があり、引き続き、WG世話人が説明した。世話人は次のとおりである。
WG1久保氏、WG2早野氏、WG3設楽氏(栗木氏代理)、WG4 佐貫氏、WG5齋藤氏、WS全体 横谷氏
5.その他
次のとおり、それぞれ報告があった。
(1)尾崎委員から、LC研究会と企業関係者は10月にヨーロッパに訪問団を派遣した。また、11月26日に企業向けにILCWSの報告会を行う。
(2)山下委員から、科研費特定領域に提案を出す。表題は「LC研究の進展」、代表者は横谷氏、内容は加速器+物理・測定器で全国の大学連合で提案する。
(3)山本委員から、11/16のILCSCにLCでの実験プログラムの進め方に関する提案(資料3)をWWSが提案する。3つのパネルを結成することになっていて、その内容については台北のACFA Workshop で議論する。3月にLCWSがSLACで開催され、8月の Snowmass はLCを中心に開催される計画である。