OECD/CSTP/GSF(グローバル・サイエンス・フォーラム)
高エネルギー物理学コンサルタティブグループ会合

概要

◎ 全体として

今回の会議は、全体として出席した各国、各機関、各団体からの、前回3 月27 日の 会議以降にあった高エネルギー物理学(以下「HEP」と表記。)やリニアコライダー(以 下「LC」と表記。)に関する報告のみで、特定のことについて議論をしたり、また意思 決定をしたりということは特になかった。

ただし、来年1 月に予定されるHEP に関する閣僚声明発表後も、本会合を年1 回程 度開催し、LC を含むHEP 全般に関して引き続き各国で議論していくこととなったほ か、来年技術の選択の議論が行われるなどLC の具体像がはっきりしてくる中で、各国 とも政府やファンディングエージェンシー(以下「FA」と表記。)との絡みへの関心が高 まっていることが感じられた。来年は、イアン・ハリデー氏が主催するFA の会議(FALC) など、今後各国政府やFA 間でも協議を進める動きが一層高まる印象を受けた。

◎ 主な事項について

【参考】