■ LC Physics Study Group について

Roadmap report "JLC Project" の完成により、 Asia地区の Linear Collider Project は新たな段階に入りました。 これを期に 国内の LC Physics Study の アクティビティーをさらに発展させるために、 LC Physics Study Group は、理論家と実験家が協力して研究をすすめます。

LC実験の物理的意義に関しては、ACFA や World-Wide Studyの枠組で検討されて来 ており、とくに ACFA LC Working Group は 2001年秋に Particle Physics Experiments at JLCを出版しました。これらの活動によって、 重心系エネルギー 500 GeV までの LC の物理の意義ははっきりしてきましたが、 1 TeV 領域への エネルギー増強の意義や LHC と LC の 同時運転 のメリットをより明確にすること は、現在の緊急な課題です。

そのために、この Study Groupでは、これまでの Working Groupの活動を拡充させ、 理論家と実験家共同でLinear Collider の物理を検討し、その成果を ACFA Working Groupや World-Wide Study に反映することを目指しています。当面の目標としては、 一年後に予定されている world-wideの Linear Collider Workshop に多数の結果を 発表することがあげられます。

Group ではサブグループを作り、サブグループ毎に研究を進めますが、 年に何回か全体で中間報告会を開催する予定です。 また、メーリングリストを活用して、情報交換や物理の検討を進めます。

■ サブグループとメーリングリスト

■ 今後の予定