Descriptions of the Current Directory

Root: 大規模データー解析のためのオブジェクト指向フレームワーク

新着情報

• Mar 17, 1999: PPCLinux 用バージョン 2.21/7（最新版）をソースより作りました。
• Nov 1, 1998: MkLinux 用バージョン 2.00/13（最新版）をソースより作りました。 root_v2.00.MkLinux.2.1.24.tar.gz は、v2.00/12 のままです。
• Oct 21, 1998: バージョン 2.00/12 に問題が見つかりました。 BASE_Directory.cxx にパッチをあて libBase.so を作りなおす必要があります。 詳しくは MkLinux DR3 での ROOT v.2.00/12 の作成手順 をご覧下さい。すでにバイナリーをダウンロードされた方のために、 パッチをあてた libBase.so を 用意しました。これを /opt/root/lib/libBase.so と置き換えて下さい。
• Oct 15, 1998: MkLinux 用バージョン 2.00/12（最新版）。 MkLinux DR3 での ROOT v.2.00/12 の作成手順 を更新しました。
• Sep 03, 1998: MkLinux DR3 での ROOT v.2.00/11 の作成手順 を追加しました。
• Sep 02, 1998: MkLinux 用バージョン 2.00/11。
• Jun 07, 1998: /opt/root/test のテストプログラムを egcs の g++ でコンパイルする場合場合、 CXXFLAGS に "$(CXXDEBUGFLAGS) -fno-rtti -fno-exceptions" を追加する必要があります。 さらに、vvector.cxx と vlazy.cxx のコンパイルの際には、 "-O0" が必要かも知れません（egcs-1.0-2e では必要）:

  $ make vvector.o CXXDEBUGFLAGS='-O0'

  $ make vlazy.o CXXDEBUGFLAGS='-O0'

  $ make

  （egcs-1.0.3a-1aでは不要）。
• May 25, 1998: MkLinux 用バージョン 2.00/07。
• Apr 20, 1998: MkLinux 用バージョン 2.00/05。 root を使い始めてみて、かなり気に入りました。 CERNLIB の PAW をご存じであれば、それは PAW のようであり、 ただ、コマンドライン言語が C++ であるといった感じです。 内蔵の C++ インタープリターによって、標準入力を１行１行 C++ プログラムとして実行していきます。 つまり、対話的に C++ の解析プログラムが開発でき、 必要とあればそれを後でバッチプログラムとして実行できます。

  ROOT のセッションで作成されたプロットはマウスで いろいろ編集できます。線やフィル、文字の属性を GUI で簡単に変えられ、カラーのきれいな図を 容易に EPS フォーマットで用意できます。

  ROOT は、しかし、単なるプロッティングツールでは ありません。ROOT のライブラリーを使うことにより、 様々なデーター解析アプリケーションを作ることが出来ます。

  ROOT のホームページ

  http://root.cern.ch/

  をご覧になってみて下さい。 様々な情報や、最新の MkLinux 用のバイナリーパッケージ の入手が可能です。 ROOT は CERN の ROOT チームによって開発が進められており、 CERNLIB と違って、非商用利用では無料です。

ファイル

	doc                             : 文献など
	patches                         : パッチなど
	Build.html                      : root の build の仕方（英語）
	Build-j.html                    : root の build の仕方（日本語）
	root_v2.21b7_egcs111.tar.gz     : バイナリーパッケージ
	root_v2.21.source.tar.gz        : ソースパッケージ
	README-j.html                   : このファイル

オリジナルの在処

ftp://root.cern.ch/root/root_v2.21.source.tar.gz

インストールの手順

# tar -zxvf root_v2.21b7_egcs111.tar.gz -C /opt

このバイナリーパッケージは egcs-1.1x でコンパイルされ libg++.so.2.9 にリンクされています。 パッケージ作成手順はここをご覧下さい。

ROOT 事始め

$ less /opt/root/AA_README

$ export ROOTSYS=/opt/root

$ export PATH=$PATH:$ROOTSYS/bin

これらを、.bash_profile や .bashrc に書いておくのも手です。 さらに、ROOT 関連の共有ライブラリーの在処を教えてやる必要があります。

$ export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:$ROOTSYS/lib

これで、準備完了です。次のようにして ROOT の 対話セッションを試してみて下さい。

$ cd <somewhere>/

$ cp -R $ROOTSYS/tutorials .

$ cd tutorials

$ root

  *******************************************
  *                                         *
  *        W E L C O M E  to  R O O T       *
  *                                         *
  *   Version   2.00/13   30 October 1998   *
  *                                         *
  *  You are welcome to visit our Web site  *
  *          http://root.cern.ch            *
  *                                         *
  *******************************************

CINT/ROOT C/C++ Interpreter version 5.13.78, Oct 22 1998
Type ? for help. Commands must be C++ statements.
Enclose multiple statements between { }.

Welcome to the ROOT tutorials


Type ".x demos.C" to get a toolbar from which to execute the demos

Type ".x demoshelp.C" to see the help window

root [1] .x demos.C

-- Click on Help on Demos.

-- Click on Hsimple first. Then in any order.

-- Move the objects on the canvas around using the mouse.

-- You want also try "first" to see how the C++ interpreter

-- works interactively.

root [2] .q

$

セッションの中で、".x benchmarks.C" とするとお使いのマシンの ベンチマークが出来ます。

root を使ったアプリケーションのサンプルは "test" ディレクトリーに あります。

$ cd <somewhere>/

$ cp -R $ROOTSYS/test .

$ cd test

$ less README

$ make

$ ./Event

...

$ ./guitest

$ ./hworld

$ ./hsimple

...

...

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