筑波地区のHEPの皆様
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第6回「高エネルギー物理学と宇宙像」セミナーのご案内
話題: 「重力波実験と精密重力実験」
講師: 東京大学宇宙線研究所 黒田和明様
日時: 2004年5月7日(金曜日)午後4時30分(*)
    (*)通常のセミナーよりやや長い講義をお願いしています。
場所: KEK国際交流センター・ユーザー・ルームNo.2
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次回の第6回セミナーでは黒田和明様に、「重力波実験と精密重力実験」の話題でお話しをしていただきます。 黒田様から、以下のようなお話の概要を頂いています。
「TAMAの開発と観測について海外との共同観測を含めて重力波観測の実情を概観します。 また、日本で取り組んでいるLCGT計画で克服される先端技術の紹介とLCGTで観測できる重力波イベントの概要を述べます。これらの重力波検出計画で必要とされる先端技術によりこれまで不可能とされてきた、重力の精密実験でこれまでにない精度で重力法則の検証ができるようになります。このことにより、宇宙と重力にまつわるいろいろな課題、たとえば、物理定数が宇宙年齢とともに変化しているという最近のQSO観測による結果の実験室での検証の可能性、余次元による重力法則の逆2乗則からのやぶれの可能性などについて高い技術で検証できるようになります。以上について、実験家の立場から講演します。」

なお、前回第5回セミナーでの「暗黒物質の探し方」(東京大学・蓑輪真様)の講義録は、下記の本セミナー・シリーズ・ホームページに掲載いたしました。 
また、今までの講義と本セミナーの趣旨についても以下のwebをご覧ください。
http://www-jlc.kek.jp/subg/physics/subg/cosmology/
6月以降のスケジュールについては、現在、世話人において調整中です。 今後のセミナーの話題についてのご要望、その他どのようなご意見でも、世話人までご連絡ください。

 
世話人一同

連絡先:松田武(takeshi.matsuda@kek.jp)