Drupal 導入記(インストール)

前準備

1)データベースの準備(MySQL は走っているとする)
1−1)web 用のユーザー(例えば hogehoge)を作成

$ mysql -u root -p

mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO 'hogehoge'@'localhost' IDENTIFIED BY 'passwd' WITH GRANT OPTION;
mysql> FLUSH PRIVILEGES;
mysql> exit

 

1−2)drupal 用のデータベース(例えば DRUPALDB)の作成

$ mysql -u hogehoge -p -e "create database DRUPALDB;"

 

2)php の有効化(有効化されていない場合)

$ sudo vi /etc/apache2/httpd.conf
.....
LoadModule php5_module libexec/apache2/libphp5.so
.....

のように php の共有ライブラリーのロード部分のコメントを外す。ただし、httpd.conf、php の共有ライブラリーのパスは、apache のインストールのされ方でかわるので適当に調整すること。

Drupal のインストール

1)例えば、<DocumentRoot>(以後、<DocumentRoot> は具体的な Web コンテンツの置き場所のパスで置き換える)にインストールするならば

$ cd <DocumentRoot>
$ tar -zxvf <somewhere>/drupal-7.9.tar.gz
$ mv drupal-7.9 drupal
$ pushd drupal
$ cd sites/default
$ cp default.settings.php settings.php
$ cd ..
$ chmod -R a+w default
$ popd

インストール先は、コンテンツの置き場所に従って適当に変えること。後は、web browser を使って "http://localhost/drupal" を開いて、ウエッブインターフェースの指示に従ってインストールを進める。

 

2)追加モジュールのインストール

 例えば、backup/migration、wyzwyg エディターのためのモジュール追加なら

$ tar -zxvf <somewhere>/backup_migrate-7.x-2.2.tar.gz -C <DocumentRoot>/drupal/modules
$ tar -zxvf <somewhere>/ckeditor_3.6.2.tar.gz -C <DocumentRoot>/drupal/modules

とする。インストール先は、コンテンツの置き場所に従って適当に変えること。後は、web browser を使って "http://localhost/drupal" を開いて、ログイン、admin ツールバーから、"Modules" を選んで、インストールしたモジュールをリストから探し有効化(チェック)、必要に応じて "Configure" する。
その他、デフォールトでインストールされているが有効になっていないモジュールで使いたいものがあれば同様に有効か、および "Configure" を行う。

3)Document ROOT のアリアス設定

Apache2 の設定に夜が、 "httpd.conf" または、そこから "Include" されている ".conf" ファイルの中に

<VirtualHost XXX.XX.XXX.XX>
    ....
    Alias /hogehome "<DocumentRoot>/drupal"
    ....
</VirtualHost>
 
のような記述をいれる。ここで <DocumentRoot> には具体的な Web コンテンツの置き場所のパスを指定すること。これで、"http://..../drupal/" が "http://..../hogehome/" に化ける。

 

Subgroup: